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【感動体験プログラム】体験活動で輝く芽を。長期プロジェクト@大阪府泉佐野市

企業協働

2021年10月下旬から2022年4月上旬にかけて、日本財団が放課後の居場所づくりの一環で運営する「子ども第三の居場所」さのだい子ども食堂キリンの家において、ソニーグループ(以下、ソニー)の感動体験プログラム長期プロジェクトを実施。長期プログラムは、体験機会を継続的に実施することにより、子どもたちの好奇心、創造性などの非認知能力における効果を測ることを目的として実施。半年間で延べ105名の小学生が参加しました。
子どもたちは期間中、aibo、MESH、KOOV計3種類のワークショップを体験。最終回にはKOOVを活用したオリジナルの作品づくりの発表会を行いました。

▽感動体験プログラムについて

キックオフとなるaiboワークショップでは、AI(人工知能)の不思議について、aiboに触れたりクイズをしたり、そして開発チームとのQAセッションを通して、センサーなどの機能はじめAIやプログラミングについて体験しました。「aiboの特徴や性格がとても可愛かった」「aiboと触れ合ったりできて楽しかった。いろいろなことが学べた」「実際に(開発チームの人に)質問できて良かった。嬉しかった」など、興味関心が深まったようです。
▽「aibo」について
▽「aiboといっしょにAI+プログラミング体験」について

ワークショップ後も、あまりにもaiboが愛らしいようで優しく声掛けをする子どもたち。大人も子どももキリンの家に来た時には、aiboに声をかけて何故か気持ちが優しくなる、と教えてくれました。その後も約半年間、aiboはキリンの家に仲間入りして一緒に過ごしました!

12月には、プログラミングブロックMESH™で発明家になろう!ワークショップを開催。
▽MESH™について
▽「MESH™で発明家になろう!」について

ワークショップに加えて、日々の放課後や自宅でもオリジナル作品づくりに挑戦しました。MESH発明発表会では、いくつものユニークな作品が登場。遊びをもっと楽しく!作品では、じゃんけんゲームが大人気。ボタンブロックとスイッチ、スピーカー機能を使い、一人ぼっちでも人と機械がじゃんけんできて寂しくないという楽しい遊びを考えてくれました。他には、まるで本物かのような銃が登場。動きブロック・ボタンブロック・そしてスピーカーを使い、ボタンブロックを押すと「カチャ」と玉が入り、動きボタンで画用紙の銃なのに引き金を引くと「プシュン」と音がする遊びをデジタルに変身させた作品には、みんなからも「おー!本物みたい!」と称賛の声。

まさしく1人1人のあったら良いなのアイデアを形にする作品が登場しました。子どもたちからは、「はじめは良く分からなかったけどどんどん楽しくなった」「すごく楽しかった、また遣りたい」「みんなの発表が聞けて良かった」など、まだまだ遣りたい意欲は止まらないようです。

最後はロボット・プログラミング学習キットKOOV®でロボット動画作りにチャレンジ!
▽KOOV®について
▽「KOOV®でロボット動画作りにチャレンジしよう!」について

KOOVや動画編集について学んだあとは、集大成の発表会に向けて、プログラミングをしたKOOVの作品を、編集動画を組み合わせた制作に挑戦しました。放課後の時間にキリンの家に来て、子どもたちは夢中に作品作りを行っていました。

大人は敢えてアドバイスはせず、子どもたちの自主性、気持ちを大切に見守ってきたと伺いました。グループで協力し合い、発表会では全グループが作品を完成させてきてくれました!「パピルス」という作品を作った子どもたちは、普段からゲームをするが遣る側から創る側に変わった、大きな転換のタイミングと感じました。オリジナルのプログラミングに挑んでくれた「新たな世界」や「クリスマス」、「かめ太のお友だち」といった可愛らしい作品も登場。プログラミングに加えて、物語も設計してと見事二つとない作品を仕上げてくれました!

半年間のプロジェクトを通して、新しいことを知る楽しさ、試行錯誤しながら創造する力、そして挑戦することを通して、半年後には子どもたちは人前で意見をしっかりと伝えることが出来ていたり、作品作りも最後までやり抜き、成長を垣間見ることができました。

「半年間いろいろな体験ができて、とても楽しかったし、いろいろな発見がありました。とても貴重な体験をありがとうございました。」「難しいこともがんばったり、他の子のも見てすごいな、まねしたいなと思った。」など、体験活動が子どもにプラスに働くことが感想からも読み取れました。

そして今回は、現場スタッフの方に向けた「大人対話会」も計3回実施。地域にとってなくてはならないキリンとなるために大切にしたい体験の「軸」を考えるワークショップを行いました。


初回は「理想像」と「必要なこと」を書き出して、メンバーで共有をしました。キリンの家に集まり楽しい時間を過ごす場にしたいなどの繋がりを大切にしたい、保護者の相談場所や大人の居場所にもしたい、子どもの笑顔・学び・居場所など、様々な「ありたい姿」が出てきました。その理想に近づくためには、企業の協力、コンテンツの充実、仲間やスキルアップ、そして発信が必要、との意識合わせも行いました。

2回目は、活動を通して子どもたちに伝えたい事、届けたいことは何かを考えるワークです。

「言いたいことも言いにくいこともキリンの家は受け止めるで!」といった居場所のことから、「経験は一生の宝。色々な経験をさせてあげたい。」「自分で考えて決めるってすごく楽しいこと」といった体験が大事という声、大きく2種類について話がでました。

そしていよいよ最終回。キリンの家らしい体験のぶれない軸をつくる、言語化をするワークを行いました。

先ずは子どもの願いに耳を傾けてみましょう。意外にも「みんなで」という言葉が多いことに驚き、他者との繋がりを願っていることが分かりました。

子どもの声を聞き、これまでのワークを重ね合わせて、キリンをどういう場にしていきたいか。1人1人が考えて出した軸は6つ。

「これまでは安心が中心でしたが、挑戦も大事だと改めて思いました」など、子どもの体験活動を側で見守りながら一人ひとり、何が大事で今後どうしていきたいかをアウトプットし、メンバーで対話することで軸が言語化することができました。

10月から始動した半年間のプログラム。体験活動を現場らしい形で継続実施するためには、子どもに関わる大人の存在がとても大切です。今回は、大人も子どもも一緒になり、居場所と体験について深く考える機会となりました。居場所も大事、そして体験も大事。今後キリンの家がますます輝く場となることを心から祈っています。

参加してくれた子どもたち、キリンの家の皆様、有難うございました!

これからも放課後はゴールデンタイムに向けて、各々のフィールドで活動していくことが出来ればと感じた半年間でした。

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実施拠点:日本財団「子ども第三の居場所」/さのだいキリンの家

日時:2021年10月30日~2022年4月10日

参加者数:延べ105名

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