閉じる

Blog活動ブログ

【ホリデーアフタースクール】船に乗って、いざ緑の森へ!~夏のカヌー体験~

遠足

こんにちは。ホリデーアフタースクールです!
「ホリデーアフタースクール」とは当団体内のチームの1つで、休日に学校の外へ飛び出して、普段味わえない自然体験や農業体験を行うイベントを企画・運営しているチームです。※団体が運営している「アフタースクール」を利用している児童が対象。

今回は、7月9日(土)に実施した「船に乗って、いざ緑の森へ!~夏のカヌー体験~」の様子をお伝えします。

参加してくれたのは、星美アフタースクールと農大稲花アフタースクールの子どもたち24名。前日まで雨が降ったり止んだりと不安定な天候が続いていましたが、当日は見事に晴れてカヌー日和となりました!

天気が良ければ、あとは楽しむのみ!みんな待ちきれなかったかのように、集合時間よりも早く集まってくれました。
チーム分けは、せっかくの機会なので2拠点混合に。出発式では、カヌーを楽しむことの他に「違うアフタースクールの子と仲良くなろう!」ということも伝えて、保護者の方に見送られながら出発しました。

今回の目的地である『みの石滝キャンプ場』は、船でしか渡れない秘密のキャンプ場。道のりは遠いけれど、ちょっとした冒険気分が味わえます。
チームで楽しく交流しながら1時間電車に揺られ、砂利道や細道を歩くと船乗り場に到着しました。

船に乗るとそこには一面の湖と大自然が!!!

自然の風はとても心地よくて、窓から外を眺めるといつもより近くで水を見ることができました。なかなかできない体験に子どもも大人も心が躍りました。

キャンプ場に着くと、まずはお待ちかねのホットドッグ作り!
チームごとに座って、トッピング作業から行いました。種類はスイートコーンとフライドオニオン。自分の好きなように盛りつけをしていきます。

初めは恐る恐るかけていましたが、慣れてくると「あと少しいける!」「いや、もうさらに1回いける!!」と手が止まらない子どもたち。
きれいにまんべんなくかける子もいれば、豪快に盛りつける子もいて、それぞれの個性が溢れる楽しい時間となりました。

チーム内でも自然と会話が生まれて、これを機に違うアフタースクールのお友達とも心の距離がぐっと縮まりました。
トッピングが終わったら、アルミホイルを巻き牛乳パックに入れて焼いていきます。牛乳パックの端を導火線のようにして火をつけると、1度ついた火はゆっくりと静かに広がっていきました。

でも、じーっと待つだけではおいしいホットドッグはできません。全体に熱が回るよう、火の進む方向に牛乳パックを回転していると、外側の牛乳パックだけが燃えて中から黒くこげたアルミホイルが姿をみせました!!

熱いのでやけどに気をつけながらアルミホイルをはがすと、、、できたてほやほやのホットドッグが登場!!!牛乳パック1つで、ホットドッグが作れることは新たな発見でした!そして、全員揃った班から『いただきます!』


2回おかわりする子もいたりとみんなお腹いっぱいになるまで食べました。自分で作ったホットドッグはおいしいね♪

さて、次はいよいよカヌー体験。

始めにキャンプ場オーナーのえいじさんから、カヌーの漕ぎ方や乗り方をレクチャーしていただき、いざ湖へ出発!

子どもたちは、初めてとは思えないほどパドルを使ってぐんぐん前へ進んでいきます。
でも、たくさんのカヌーが動いているため、周りに気をつけて漕がなくてはなりません。右に曲がるにはどうすればいいか、ぶつからないためにはどう回避すればいいのか、水の上では自分で考え判断することも必要とされました。

少しずつカヌーの操作がわかるようになると次第に楽しさも増してきて、 子どもたちは水をかけあったり、追いかけっこをしたりそれぞれ自由に過ごしていました。

全力で遊んだ後は、おやつタイム!


疲れ切った体にキンキンの冷えたドリンクは染みわたります。

でも、子どもたちにはまだまだ遊び足りないよう。食べ終わったらすぐに鬼ごっこが始まり、帰りの船に乗る直前まで遊んでいました。(子どもの体力恐るべし!)

帰路は疲れて眠りにつく子が多く見られ、充実した一日になったようです。初めは恥ずかしそうにしていた子どもたちでしたが、遊びや体験を通して一日中過ごすうちにすっかり打ち解けていました。

今回のイベントで、子どもたちのありのままの姿を見ることができました。
自然の中での体験は、未知の世界であり、自分で考えて決めることが必要とされます。ですが、どんな選択肢も自分で決めたことに不正解はなくて、「それでいいんだよ」とありのままの自分を認めてくれる環境があるからこそ、子どもたちは自分らしくイキイキと過ごすことができるのだと感じました。

せわしない毎日を送る子どもたちにとって、このような時間はとても大切で、ホリデーアフタースクールでの企画がその一つになれば幸いです。そして、自然を通して普段やらないことにも挑戦することで、いろんな発見や出会いをしてほしいと思います。

これからも様々な企画を用意してまいりますので、またどこかで子どもたちに会えるのを楽しみにしています!ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

文・ホリデーアフタースクール/中村

Recently最新の記事