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【峡田小にこにこすくーる】HONDAの社員さんと「ものづくり」の楽しさを体感!

3月末、春休みの1日開室中の午後、HONDAの社会貢献部の方々のご協力で、ダンボール工作のプログラムを開催することができました。20名の子どもたちが、ワゴン車かASHIMO(HONDAが開発した二足歩行ロボット)のどちらかを作り、「ものづくり」の面白さやコツを教えていただきました。

峡田小にこにこすくーるでは、普段から廃材の段ボールや空き箱、プラスチック容器などを使って、子どもたちが自由に工作を楽しんでいます。毛糸や折り紙も一緒に使って、お弁当、バッグ、メガネなどを作る子もいれば、車や機関車などの乗り物、銃や剣を作る子もいます。特に、段ボールを使った銃や剣は、校庭遊びの時間の「戦いごっこ」で使いたい子たちが気合を込めて作っています。

それを見守るスタッフは、段ボールが固くて自分で切れない子を手伝うくらいはするものの、一人一人の工作にじっくりつき合ってアドバイスしてあげることはできないため、なかなか手をかけてあげられず、もどかしい思いをしてきました。

例えば、糊やボンドをつけすぎてなかなか乾かず、「もうくっつかないから、セロテープで留めよう!」とテープでぐるぐる巻きにしていたり、空き箱にペットボトルのフタを4つ貼り付けて車を作っている子がいても、タイヤが動く工夫を教えてあげるところまでは、なかなかできませんでした。

そこで、web検索をするうちに、「ものづくり」のプロであるHONDAのみなさまが「ドリームハンズ」という教育支援活動をされているという情報にたどりつき、工作の技術向上のためにぜひ、とお願いをしたのでした。

当日、申し込んだ子どもたちは、朝から「今日はダンボール工作だよ!」とニコニコして来室し、「何時から?」「まだ?」とワクワクした気持ちが抑えられないようでした。

午後2時、いよいよプログラムの時間です。参加する子どもたちはそわそわしながら集合し、ランチルームに移動しました。ランチルームではHONDAの3名の社員さんたちが準備をして待っていてくださいました。

ワゴン車を作る2グループとAHISMOを作る1グループに分かれて座り、プログラム開始です!

まずは、プロジェクターを使って、クイズ形式でHONDAの歴史を教わりました。
今は自動車メーカーのイメージが強いHONDAですが、最初に作ったのはなんと自転車とのこと!そして、その自転車用補助エンジンを開発するにあたり、湯たんぽを燃料タンクにして試作をするなど、身近なところから新しい技術を生み出してきたのだそうです。

さて、そのような「ものづくり」の楽しさを味わいましょう! ということで、各グループに分かれて工作が始まりました。

一人ずつ段ボールのキットをいただき、社員先生の指示で、必要な部品の型を切り取り、しっかり折り目をつけて、組み立てていきます。

ワゴン車チームは、まず、車体を組み立てます。一つの部品の耳の部分をしっかり折って、もう一つの部品の穴に差し込みます。折り目をしっかり折っておくのがコツです!

車体の大枠ができただけで「車だー」と子どもたちは嬉しそう。

部品は外れないようにボンドで留めていくのですが、ボンドを出すときの力加減がとても難しくて、「ボンドは、ちょん・ちょん・ちょんだよー」と社員先生が何度もお手本を見せて回ってくださり、子どもたちも頑張って真似していました。

中には、ボンドを出しすぎて、段ボールを重ねた途端、たくさんはみ出てきて焦る子も!ウェットティッシュで何度もふき取って頑張っていました。

ボンドで貼ったら、10を数える間おさえておくか、洗濯ばさみでしばらく留めておくのがポイントだそうです。

ワゴン車チームでは、その後、ドアとその枠を組み合わせて貼っていきます。部品がぴったりと組み合い、しっかりはまっていくのを、「ここだね、ぴったり!」と嬉しそうに合わせていました。ドアは両脇も後ろも、開けたり、ぴったりと閉めたりできるようになります。

そして、車軸になる棒を車体に差し込んで、タイヤを留めます。これで回るタイヤが完成します♪ 

その頃、ASHIMOチームでは、両足と胴体が完成していました。上級生が多いASHIMOチームですが、心配なところは社員先生のところにいって確認しながら、ほぼ立って作業する子たちもいました。

あとは、頭と腕を組み立てて、軸をさして頭や腕が動くようにしていきます。ワゴン車以上に、細かい作業が多いのですが、みんな慎重に、しっかりお話をきいて作業していました。

完成した子どもたちは、「帰ったら色を塗るんだ!」「ASHIMOできたよ」「ワゴン車、こんなによく走るよ」と嬉しそうに自分の作品を見せてくれました。

そして、いつも以上に、大事そうに作品を持ち帰っていました。

参加した子どもたちは、ボンドを出すときの力加減も、少しずつ周りの子を見たり、社員先生にアドバイスをいただいたりして、何度も使ううちに、少しずつ上達していました。これからは、テープに頼らなくとも、少なめのボンドで留め、10まで数えてくっつくまで待てるようになるのではないでしょうか。

また、ASHIMOの足や腕、頭が動く仕組みや、ワゴン車のタイヤが回る仕組みを覚えた子どもたちは、次の自由工作の機会には、きっとその知識を役立てて、一歩すすんだ工作ができるに違いない、そして、今回参加していない子たちにもコツを教えてくれるはず、と期待しています。

HONDAのみなさま、貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました!!

文・峡田小にこにこすくーる/野上

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