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【感動体験プログラム】絵を描くことがもっと楽しくなった!「世界でひとつのオリジナルアニメを作ろう」ワークショップ

企業協働

2022年2月上旬から中旬にかけて神奈川県川崎市において、ソニーグループ(以下、ソニー)の感動体験プログラム「世界でひとつのオリジナルアニメを作ろう」をオンラインで実施。7名の子どもたちが参加しました。

2日間のワークショップを通じて「アニメーションづくりの基礎」を学び、最後には子どもたち自らが描いた生き物やキャラクター、人物が生き生きと動き出すようなオリジナルアニメーションを完成させるワークショップです。

▽感動体験プログラムについて

▽「世界でひとつのオリジナルアニメを作ろう」について

今回のオリジナルアニメワークショップは、「おじゃる丸」や「チコちゃんに叱られる!」など、たくさんのアニメーションづくりにかかわられている遊佐かずしげ先生にお越しいただきました。

はじめてのプログラムに、最初は緊張していた子どもたちですが、遊佐先生が自己紹介代わりにさっそく絵を描いて下さいました。

知っているアニメのキャラクターを素早く描いている先生の姿に惹きつけられて、次第に目を輝かせていく子どもたち。

緊張がほぐれた後は、いよいよ絵を描きはじめます。

はじめに、自分が描いた絵が動いて見えるにはどのような工夫が必要かを教えていただきました。

「どのように動いているのか、本物をよく観察し特徴を捉えることが大切。鳥が空を飛ぶ時、翼はどのように動いているかな?」

実際に身体を動かしながら頭の中でイメージを膨らませ、絵を動かしていく練習をします。

1枚目と2枚目を描きパラパラめくりながら、動きが出ているかを確認しながら慎重に描いていく子どもたち。

絵を動かす基礎を練習した後は、「中割(なかわ)り」という、動きがスムーズに見えるようになるという“アニメの技”も教えていただきました。

鳥を題材に、デザインに悩みながらも個性豊かな絵を描いた後は、その絵を動画にして、みんなで鑑賞します。

自分が描いた絵が動いている様子を見て、子どもたちから笑みがこぼれます。

世界にひとつのアニメーションの完成です。

 

2日目はいよいよオリジナルアニメーションづくりに挑戦します。

まずは自分が動かしたいと思う絵のアイデアをたくさん描き出していきます。

イメージを膨らませた後は、先生からアドバイスをもらいながら描き進めます。

集中して絵を描く姿はまるでプロのアニメーターのようでした。

自由に絵を描いた後は、オリジナルアニメーションの鑑賞会です。

ひとつひとつの作品に先生からコメントを頂き、子どもたちはとても嬉しそうでした。

すべての動画を見終わった後はみんなで拍手!

 

子どもたちからは、

「今日絵を描いてみて、絵を描くことが楽しくなりました。」

という感想があり、挑戦してみたらとても楽しかった、という様子が伝わってきました。

 

最後に遊佐先生から子どもたちに向けてメッセージを伝えていただきました。

「普段みんなが見ているアニメの最後に流れるエンドロールをみると、アニメーションにはたくさんのアニメーターたちが関わっていることが分かります。そのひとりひとりがたくさん勉強をして、作品をみんなに届けています。そのことを知ってもらえて嬉しいです。」

子どもたちにとって「アニメ」は身近な存在ですが、自ら描くという体験を通して、作品を創ることの楽しさや難しさを感じることができ、アニメーション作品にはたくさんの人たちの想いが込められていることを学びました。

この体験が、子どもたちの新たな興味関心に繋がってくれていたら嬉しく思います。

参加してくれた子どもたち、現場スタッフの皆さま、有難うございました!

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実施場所 / 神奈川県川崎市

実施日時 /  2022年2月上旬から中旬

参加者数 / 小学生7名

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