【STEAM教育】プログラミングの旅 教員研修・授業in神奈川県横浜市(研修2021/10/29・授業2021/11/04実施)
こんにちは。読書の秋、食欲の秋、紅葉の秋、秋は楽しみが沢山ですね。学生インターンの三枝です。
2021年10月29日(金)、神奈川県横浜市の小学校に「プログラミングの旅」教員向け研修を、11月4日(木)には子どもたち向けに授業をオンラインでお届けしました。
29日に実施した教員向け研修は、「プログラミングの旅 」の授業を体験しながら、プログラミング的思考についての理解を深め、各教科や学習活動の中でプログラミングの要素をどのように見出し、取り入れるか、実践的なワークを通じて考えていただくものです。
プログラム前半、プログラミング教育が必要とされる背景について学び、その後プログラミング的思考と学校の授業を関連させて、どのようなことができるのか考えていきました。
「プログラミング」と聞くと難しく考えがちですが、先生方は終始和気あいあいとした雰囲気で、楽しく学んでくださいました。
後半はプログラミング的思考を取り入れた授業案を学年ごとに作成し、共有する時間です。ここで、今回発表してくださった授業案を2つ紹介します。
1つ目は6年生家庭科の授業で、テーマは「一食分の献立を考えよう」です。食事を作るにはどんな作業があって、それにはどれくらいの時間がかかって、分担はどうするかを考えます。ここでは「分解」「組合せ」「一般化」と、前半に学んだプログラミング的思考の概念が3つも取り入れられています。
2つ目は個別支援学級から総合的な学習の時間に取り入れるという案です。「遠足へ行こう」をテーマに、写真を見て当日をイメージし、具体的にどこへ行くのか、何を順番に見て回るのかをみんなで決めることで「分解」の要素を取り入れました。
教科内だけでなく、学校生活におけるどんな活動でも取り入れることができますね。
先生方から挙がったアイディアは、弊団体Facebookグループに情報公開をしておりますので、もしよろしければご参加下さい。また、先生方が取り組んだ情報の投稿もぜひお待ちしております。
https://www.facebook.com/groups/761310224487503
プログラミング教育は、ICT機器や決まった機材がなくても行うことができます。先生方がプログラミングをより身近に感じ、抱えている不安を少しでも取り除くことができるよう、今後も「先生のためのプログラミング教育研修」を実施していきたいと考えております。先生方が自信をもって、プログラミング教育に携わるための支援となれば幸いです。
誰でも今すぐ授業ができる教材を、無料で提供しています。詳しくはWEBページをご確認の上、ダウンロードフォームより教材ダウンロードをお申込みください。
◎ https://npoafterschool.org/stem/forteacher/
参加してくださった先生方、子どもたち、ありがとうございました。
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実施場所/神奈川県横浜市
実施日時/教員向け研修2021年10月29日、授業11月4日
参加人数/教職員 28名、小学生95名
文:三枝/学生インターン
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