こんにちは。ソーシャルデザインチームの鈴木です。

秋と言えば食欲の秋ですね。あなたは秋の野菜で何が好きですか。

今回は、カゴメ株式会社様(https://www.kagome.co.jp/)と協働で全国80カ所にお届けしているプロジェクト「おいしい！野菜チャレンジ」の中から、10月に愛知県瀬戸市で実施した回の様子をお届けします。

「おいしい！野菜チャレンジ」は子どもたちが野菜と仲良くなるきっかけを作る食育プログラムです。野菜を見る、感じる、さわる、かぐ、知るという体験を通じて野菜について興味をもち、野菜ともっと仲良くなることを目指しています。

プログラムにはオンライン双方向型と訪問対面型がありますが、緊急事態宣言発令中は感染症対策のためオンライン双方向型に限って実施をしてきました。

ようやく宣言の明けた10月以降からは、感染症対策を施した上で徐々に訪問対面型も再開しています。

(通常の訪問型は「最強のジュースづくり編」ですが、2021年11月現在は感染症対策のため「トレジャーハンター編」に切り替えて実施をしています。プログラムの詳細はhttps://npoafterschool.org/yasai-challenge/をご覧ください)

さて、ようやく緊急事態宣言が開けた10月のこの日は、おいしい！野菜チャレンジチームにとっても久々の訪問での実施となりました。

参加してくれたのは愛知県瀬戸市の放課後子ども教室1～6年生19名の子どもたち。

子どもたちが通う学校の近くの川では、国の特別記念物のオオサンショウウオが生息しています。そんな自然豊かな環境で遊ぶ子どもたちは元気いっぱいに私たちを迎えてくれました。

プログラムの冒頭、子どもたちに好きな野菜を聞いてみました。

「きゃべつ」「にんじん」「トマト」「たまねぎ」「じゃがいも」とよく聞く野菜の名前が出てくる中で、「しかくまめ」という声がありました。

 

「しかくまめ」という聞きなれない名前に思わず、「それはどんな野菜？」と聞くと

子どもたちは

「おじいちゃんと一緒に育てたよ。」

「春に育てて、夏に収穫するよ！」

と説明してくれました。

そのやり取りを見た現地の方が、なんと！しかくまめを後日送ってくださりました。

緊張もほぐれたところで最初のミッションに進みます。旬の野菜の影を見て、どんな野菜かを当てる「旬の野菜当てクイズ」です。

野菜の影が照らし出されると、子どもたちは元気よく手を挙げて答えてくれました。

クイズの後は謎解き迷路に挑戦！

「旬の野菜当てクイズ」の答えをもとに宝箱の鍵をあけるためのヒミツを解きます。

見事クリア！１つ目のカギを開けることができました。

２つ目のミッションは、野菜を使った実験です。
子どもたちは野菜を水の中に入れ、沈むか浮かぶかを観察します。
この日使ったのはジャガイモ、たまねぎに加え、さつまいも、れんこんといった秋冬の野菜。

実験をする前に野菜が浮くか沈むかを予想します。

「軽いから浮きそう」

「おいしい野菜は沈みそう」

子どもたちの予想はそれぞれでした。

どんな野菜が水に浮くか沈むかがわかったころ、子どもたちからこんな声が聞こえました。

「野菜を切ってみたら浮くかもしれない」

「千切りにして！」「みじん切りにして！」

とっても面白いアイデア！実際にやってみましょう！

気になる結果は・・・・・ブログをご覧の皆さんは実際にやってみてのお楽しみ！

その後、実験結果を使った謎解きにチャレンジし、2つ目の鍵を開けることができました。

見事宝箱を開けられた子どもたちは大喜び！

お宝をゲットした子どもたちは野菜を使ったジュースを飲んで行うスペシャルミッションにチャレンジしました。

黙食を徹底しつつ、ジュースを味わって、においをかいで、ストローを通る色をみて、ジュースの中に何種類の野菜が入っているかを考えます。

ジュースを飲み終えた子どもたちからは

「3種類くらい入っている。」

「オレンジ色だからにんじんは入っているよ。」

など次々に予想の声が上がりましたが、実際に入っている野菜の数は想像以上！
子どもたちはたくさんの種類の野菜を飲めたことに、驚きと自信を得た様子でした。

見事に3つのミッションをクリアし、野菜と仲良くなれた子どもたち。
その頑張りを賞して「野菜トレジャーハンター認定書」の授与です。