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【感動体験プログラム】プロのテクニックを学んでオリジナルアニメーション作りに挑戦しよう!

企業協働

2022年8月下旬の2日間、愛媛県上浮穴郡久万高原町において、ソニーグループ(以下、ソニー)の感動体験プログラム「世界でひとつのオリジナルアニメを作ろう」を実施。15名の子どもたちが参加しました。

2日間のワークショップを通じて「アニメーションづくりの基礎」を学び、最後には子どもたち自らが描いたオリジナルアニメーションを完成させるワークショップです。

▽感動体験プログラムについて
▽「世界でひとつのオリジナルアニメを作ろう」について

今回のワークショップは、「おじゃる丸」や「チコちゃんに叱られる!」など、たくさんのアニメーションづくりにかかわられている遊佐かずしげ先生にお越しいただきました。

はじめに、遊佐先生は子どもたちの目の前でさらさらと絵を描きはじめます。テレビで見たことのあるアニメのキャラクターを見て、「知ってる!わー!すごい!」と驚きの声が上がります。

「これでプロのアニメーターということを認めてくれる?」と遊佐先生。

「うん!もちろんー!すごい!」と会場はあっという間に笑顔で溢れ、子どもたちの心をつかみます。

 

次はいよいよ、子どもたちが絵を描いていきます。

プロのアニメーターのように、トレース台とタップを使って、描いた絵を動かす練習をします。

1枚目と2枚目を描き、パラパラめくりながら、動きが出ているかを確認します。

たった2枚描いただけでも絵に動きがでることを学びます。

絵を動かす基礎を練習した後は、「中割(なかわ)り」という、動きがスムーズに見えるようになる “アニメの技”を教えていただきました。

練習課題の鳥を題材に、羽の模様やくちばしの形など、自分だけのオリジナルアイデアを描き足し、4枚の絵でその鳥が空を飛んでいくように見えるアニメーションを創り上げていきます。

先生からひとりひとりへ直接アドバイスをいただいたことで、より一層子どもたちの絵づくりのレベルも上がっていきました。

2日目は子どもたちが考えたオリジナルキャラクターを、4枚の絵で動かすアニメーションづくりに挑戦します!

最初は何を描こうか悩んでいる姿もありましたが、先生からアドバイスをいただいたり、友だち同士で相談したりしながら作品を描き上げていきます。

悩みながらも真剣に描くその姿はまるでプロのアニメーター!先生のチェックを受けて、描き足しや描き直しをくりかえすうちに、一段と動きがよくなったり、絵がわかりやすくなっていきます。

4枚の絵が描きあがったら順番に撮影をしてもらいます。

 

すると…、絵がつながってひとつの映像が生まれます。

15名の個性溢れるアニメーション作品の完成です!

 

そしていよいよ、上映会が始まります!!

ひとつの作品の上映ごとに遊佐先生からコメントが入ります。

こだわって描いたポイント。生きているように動く様子。ちょっとおかしなストーリー。

子どもたちそれぞれの創造する力をあらためて教えてもらいます。

自分がつくった作品を、先生やみんなに見てもらえた感動は、子どもたちの自信につながる体験となったのではないでしょうか。

最後は、子どもたちからの「どうしてアニメーターになったのですか?」という質問に対して、遊佐先生のアニメーターになるまでのお話をユーモアたっぷりにお話ししてくれました。

そのお話には、「得意なこと、好きなことに向かって前へ進むこと。そして、人との出会いに感謝すること」というメッセージが込められていたように思います。

ワークショップの体験を通して、子どもたちが未来の可能性を思い描くきっかけになってくれていたら嬉しく思います。

参加してくれた子どもたち、現場スタッフの皆さま、有難うございました!

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実施場所 / 愛媛県上浮穴郡久万高原町

実施日時 /  2022年8月下旬

参加者数 / 小学生15名

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