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【感動体験プログラム】身体全体で音楽を感じたわくわくクラシック!

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2021年11月7日、奈良県奈良市の放課後子ども教室にて、ソニーグループ(以下、ソニー)の感動体験プログラム「見る・聴く・感じる!わくわくクラシック」ワークショップを開催、小学1-6年生までの計24名の子どもたちが参加しました。

▽感動体験プログラムについて
▽見る・聴く・感じる!わくわくクラシックについて

この日の先生は、ピアニストの新居由佳梨さんとトランぺッターの上田じんさん。プログラムの前半は、お二人から、楽器の紹介をしてもらいました。

まず、新居さんからは、グランドピアノの仕組みを詳しく教えてもらいました。「ピアノはなぜ音が出るのだろう?」そんな子どもたちの疑問に答えるように、ピアノの中に張ってある弦を見せていただきました。
「鍵盤を押すとハンマーが弦を叩いて、その弦が震えて音が出るんです」とビデオカメラを使ってピアノの構造を見せながら解説してくれます。普段見る機会の無いピアノの構造に知るためにスクリーンを凝視する子どもたち!「今日は感動体験プログラムなので、みんなに弦の振動を体験してもらいたいと思います!」と新居さんが弾いているピアノの下に潜って、弦の振動がピアノ全体に響いていることを体験する機会を設けてくださいました!「わ!震えてる~~~!!!」と子どもたちの驚嘆する声がピアノの下から漏れてきます。続いて、弦が振動していることを、今度は弦自体を人差し指で触って体験!「すごい~~~震えてる~~~!!」とやはり驚く子どもたち!その様子を見た新居さんからも「ナイスリアクション!」と笑顔がこぼれます。ピアノの下にもぐって弦の振動体験を待っている間に、新居さんが弾いているプロの技を近くでじっと見つめる子どもたちの姿もありました。次は、上田さんからトランペットの解説です。「実はトランペットには色んな種類があるんです」とイラストを見せながら、解説してくれます。そして、トランペットの音を出す秘訣は、唇を震わすこと。唇の振動を通じて音を奏でるトランペットの仕組みをわかりやすく教えてくれます。最後は、新居さんの伴奏と共にみんなの目の前でトランペットを演奏してくださいました。その迫力と音を身体全体で受け止めながら、じっと聴く子どもたち。子どもたちもどことなく聴いたことがある曲の名前は「ラッパ吹きの休日」。昔、トランペット好きの兵隊さんが軍隊のお仕事がお休みの時に奏でていた曲だそうです。解説を織り交ぜながら、楽しげに、時に勇ましくトランペットを奏でる上田さん。クラシック音楽に詳しくない子どもたちも、聞いたことのある曲と共に豆知識を教えてくれたので、きっと忘れませんね!プログラムの前半は、主に楽器の説明でしたが、後半は、4つの音楽を通して、音楽の聴き方のヒントを教えてもらいました。

一つ目は、自由に音楽を感じる体験です。エドワード・エルガーの「愛の挨拶」を聴いて、明るい曲だと感じた人もいれば、暗い曲調だと感じた人も。ちょうど半分ずついました。でも、「音楽の感じ方に正解はありません。音楽を聴いて、人それぞれ自由に感じることが大切です」と先生は教えてくれました。次は、ヨハネス・ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」を聴きながら、音楽のテンポやスピードを体感します。楽譜通りの演奏と、テンポを揺らさない演奏を聴き比べました。同じ曲でも、曲のテンポによって感じ方は異なります。速くなったり遅くなる作曲者の指示通りに演奏した「ハンガリー舞曲第5番」を聴きながら、自然と足踏みをしたり、手を膝に叩いてリズムを取り出す子どもたちも。三つ目は、色々な情景を想い浮かべながら音楽を聴く楽しみ方です。ドビュッシーの「月の光」は体育館を真っ暗にし、様々な情景を思い浮べながら聴きました。暗闇に合わせて、目を瞑って聴く人もいれば、ゆらりと身体を揺らせながら聴く子たちも。壇上の上で、微かな光に照らさせながら演奏をする新居さんもとても神秘的でした。最後は、音のダイナミクス(強弱)を感じます。この時の曲は、エドワード・エルガーの「威風堂々」。この頃には、先生達のグランドピアノとトランペットによる演奏の迫力に、自ずと子どもたちは身を乗り出したり、身体を揺らしたり、指でピアノを弾く真似事をしたり、自然と足でリズムを取っていたり、先生が教えてくれたように思い思いのままに音楽を体感することを身体全体で理解していたようでした。
あっという間に最後の曲が終了すると子どもたちは、自然と拍手喝采!プロの演奏家として、全国を飛び回りながら、日本中の人たちの前でクラシック音楽を奏でてきた先生達による生演奏を楽しんだ子どもたち。実は、前半と後半の合間の休憩時間に、先生達に駆け寄り、「先生は、いつからピアノやトランペットを始めたの~?」「先生は普段どのぐらい練習をしているんですか?」と素朴な質問や疑問を先生にぶつける子どもたちと、優しく寄り添いながら答える先生達の姿がありました。質問を寄せる子どもたちの中には、将来ピアニストになりたい、と話す女の子の姿も。
今日参加してくれた子どもたちが、将来この日を思い出した時、新居先生、上田先生との出会いが、音楽との付き合い方を知った日と話したり、将来のあこがれの人と出会った日だった、そんなことを想えるようなかけがいのない一日となったらこれ以上嬉しいことはありませんね。

参加してくれた子どもたち、現場スタッフの皆さま、本当に今日は有難うございました!

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●実施場所 / 奈良県奈良市
●実施日時 / 2021年11月7日(日)
●参加者数/ 小学生24人
●演奏者/新居由佳梨(ピアノ)、上田じん(トランペット)
●協力/ソニー音楽財団「Concert for KIDS」

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