【感動体験プログラム】ヴァイオリンやピアノの仕組みってこうなっているんだ!わくわくクラシックワークショップ
2021年10月6日、東京都北区の学童クラブにて、ソニーグループ(以下、ソニー)の感動体験プログラム「見る・聴く・感じる!わくわくクラシック」ワークショップを開催、小学1-5年生までの計33名の子どもたちが参加しました。
▽感動体験プログラムについて
▽見る・聴く・感じる!わくわくクラシックについて
今回はプロのピアニスト中川賢一さんとヴァイオリニスト礒絵里子さん2名のアーティストが来てくださいました!
随所に生演奏を挟みながら、楽器の構造や仕組みの紹介、最後にはミニコンサートと、たっぷり贅沢な90分のプログラム。子どもたちは時に真剣に、時に驚き、時に笑顔で、音楽の魅力を各々感じ取ってくれたのではと思います。
冒頭のご挨拶は、エルガー「愛の挨拶」の演奏で始まりました。うっとりするような美しい音色を目の前で聴くことができ、子どもたちの眼差しも真剣です。
次は今回のプログラムで特に盛り上がった楽器紹介です。といっても普通の楽器紹介ではありません。
なんと!楽器を解体しながらピアノやヴァイオリンの仕組みを教えて下さいました。
皆さんは「響板」って聞いたことありますか?
ピアノがなぜ数千人を前にしても綺麗な音色を客席に届けることが出来るのか、その秘密は響板にあるようです。
響板とは、音響効果を高めるためピアノの弦の下に張ってある板です。手を消毒して、一人ずつ順番にその板を触って感じてみましょう!
「すごい手がビリビリした!」「すごい響いていた!」など、響いていることを手で感じたようです。
その他にも、鍵盤を引き出したり、ピンポン玉を使って弦がぶるぶる震える様子を目で見たり、新たな発見があったのではないでしょうか?!
ヴァイオリンの仕組みも紹介頂きました。中は空洞ですが、表と裏の板の間には「魂柱」という細い棒が立っていて、響きが音楽全体に響く仕組みになっているそうです。ニスを塗る前のヴァイオリンが解体されていく様子にみんな興味津々でした。
最後は、ミニコンサートです。みんな、好きな音楽は見つかったかな?
参加してくれた子どもたち、現場スタッフの皆さま、有難うございました!
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●実施場所 / 東京都北区
●実施日時 / 2021年10月6日㈬
●参加者数/ 小学生33人
●演奏者/中川賢一(ピアノ)、礒絵里子(ヴァイオリン)
●協力/ソニー音楽財団「Concert for KIDS」