【STEAM教育】プログラミングの旅 授業in沖縄県うるま市(授業2021/09/24実施)
こんにちは。朝晩がだんだんと肌寒くなってきましたね。学生インターンの渡辺です。
2021年9月24日(金)、沖縄県うるま市の子どもたちにオンラインで「プログラミングの旅」をお届けしました。 コロナ禍の中、オンラインという力も借りて沖縄県に2年連続で届ける事ができました。
「プログラミングの旅」は、子どもたちにとって身近な題材を通じてプログラミングに必要な論理的思考(プログラミング的思考)を楽しく学べる小学生向け授業です。
日常に溢れているプログラミングについて知り、身の回りのものとプログラミングを掛け合わせたらどんなものができるかを考えます。グループでミッションを解決していくことで、子どもたちの探求心を育むプログラムです。
授業の前半では、お買い物のミッションや給食ロボットに正しく命令を出すミッションを通してプログラミングの考え方を学びます。
「必要な命令だけを選ぶこと」や「命令を正しく並べること」、「作りながら直す」といったプログラミングの基礎的な考え方を学ぶことで、日常の中でもプログラミングが使われているものがたくさんあることを知ります。
最初は「プログラミング」と言う言葉に馴染みがなく不安そうにしていた子も、前半のミッションを通してプログラミングのコツを掴んできた様子です。「次のミッションは何だろう?」と楽しみに待っている様子も印象的でした。
そしていよいよプログラミングの実践です。実践編は、お客さんの要望を聞いてホットドッグを作るというもの。お客さんが求めている注文を正しく分解して、並べることを繰り返すことで料理はプログラミングそのものなんだ、という事がわかりました。
どんどんとやってくるお客さんに喜んでもらうべくペアでも協力しながら進めていきます。
手を動かして実際に挑戦することで、すっかり夢中になって取り組んでいる様子が、画面からも伝わってきました。
最後は、「プログラミングで実現させたいアイデア」を考えるミッションです。ここで出てきた中からいくつかのアイデアを紹介します。
一つ目のアイデアは、「朝起きたら、時間までにご飯を作ってくれる」というアイデア。何時にこういうご飯が欲しいと伝えておくだけで作ってくれていたら朝の準備が楽になるから、という理由でした。朝の時間を有効活用するために生まれた、みんなが欲しいアイデアですね。
二つ目のアイデアは、「メモを渡すとどこに何時に到着すれば良いか教えてくれるロボット」。忘れっぽいから、忘れることを防ぐために欲しいとのことでした。
「このロボットあったらほしい人?」と他の子に聞いてみると、手も挙がっていました。みんなのためになる役立つアイデアですね。
どちらも、最初は人がロボットに命令を伝えることで、ようやくロボットが力を発揮できるというアイデアでした。これは「人がアイデアを考え、プログラムを実行する」というプログラミングを使うどのような場でも共通している、とても大切な考え方かもしれないですね。
他にもステキな発想をたくさん教えてくれました。
参加してくださった先生方、子どもたち、ありがとうございました。
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実施場所/沖縄県うるま市
実施日時/2021年9月24日
参加人数/ 小学生43名
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文:渡辺/学生インターン