【STEAM教育】プログラミングの旅 授業in三重県四日市市(2020/11/30・12/1実施)
こんにちは!学生インターンの鷺谷です。
2020年11月30日(月)と12月1日(火)に、世界最大の半導体製造装置メーカー、アプライド マテリアルズ の日本の社員のみなさんと一緒に、三重県四日市市の小学校の子どもたちにオンラインで「プログラミングの旅」をお届けしました。
「プログラミングの旅」は、子どもたちにプログラミングの考え方や楽しさを、タブレット端末を使った実践を交えながら体験してもらうプログラムです。
子どもたちは、3つのミッションを通して 「プログラミング」を学ぶ旅に出ます!
1つ目に、依頼されたセーターに合う条件を選択するミッションから「必要な命令だけを行う」ことを学びました。
2つ目の、給食ロボットに正しい順番を命令するミッションでは「分解して正しく並べる」「作りながらなおす」」ということを学びました。
最後のミッションでは、お客さんの要望を聞いてホットドックを作りました。バラバラで複雑なお客さんの注文を整理し、分解して正しく並べるレシピの過程はプログラミングそのものだとわかりました。
プログラミングに大切な考え方を学んだところで、プログラミングを使って、身の回りの生活で役立つものを自由に考えます。
今回はその中から2つのアイディアを紹介します。
はじめに発表してくれたのは、『まばたきを3回したら写真が撮れるコンタクト』です。これがあれば、きれいな景色を手軽に残すことが出来る!という素敵なアイディアです。「すごいくいいね!」という声が上がり、聞いているこちらもわくわくしました!
続いてのアイディアは『季節によって風量や風音が変わる扇風機』です。これがあれば寝るときに快適になる、と発表してくれました。
「どんなプログラミングをしたら実現できるかな?」と質問したところ、
「外と室内の温度を測るプログラミングが必要だと思う。それに合わせて選択をして、実行するプログラミング」と今日学んだことを活かして、細部まで考えてくれました!
他にも『宿題の分からないところを質問できるロボット』、『思い描いた家を自動で作ってくれるプログラミング』、『判断力をサポートしてくれるマイクロチップ』などの素敵なアイディアを発表してくれました!
社員先生からは「近い将来出来そうな斬新でびっくりするアイディアでした。プログラミングをするうえで、気を付けたいことは、沢山の人の意見を聞いて、自分の意見と融合させること。そうすることでみんなにとって便利なものを作ることが出来ます」というお話がありました。
「プログラミングの旅」を終えた子どもたちからは
「プログラミングが身の周りに大量にあって、今日聞いたこと以外にはどんな物があるか知りたくなりました。」
「プログラミングは楽しいことにも生活に役立つ物にも含まれている事に気付きました。」
「プログラミングは身の回りの生活にとても役立つことがわかった。生活で使われていることを知らなかったけれど、知ることができて良かったです。」
というような意見が聞かれ、子どもたちにとって充実した時間になったことが分かりました。これをきっかけにプログラミングに興味を持ってくれた子どもたちが、「こんなものあったらいいなあ」というものをプログラミングで実現しよう!と思ってくれると嬉しいです。
参加してくださった先生方、子どもたち、そしてアプライド マテリアルズ ジャパンのみなさん、ありがとうございました!
実施場所 /三重県四日市市
実施日時 / 2020年11月30日、12月1日
参加人数/135名
※当団体との協働を検討していただける企業・団体様は特設ページもご覧ください。
文:鷺谷/学生インターン