レポート【みんなのアフタースクール ONLINE】2020年宇宙の旅@群馬県邑楽郡
<みんなのアフタースクール>は日本初の学童保育、放課後子ども教室等、小学生の放課後の居場所作りをされている方々に届ける、ONLINE上の小学生の学び×あそび×成長の場。
みんなのアフタースクール ONLINE 特設HP
子どもたちの「楽しい!」「やってみたい!」「もっとやりたい!」を真ん中に、企業の力、市民の力、社会の力を少しずつお借りながら実現しました。
本プロジェクトの裏テーマには、学童/放課後現場のICT 活用を進めることも。
新型コロナウイルスのような感染症を前に、外部からの様々な支援を届ける手段としてオンラインが有効なことを私たちは学びました。
今九州地域で多くの被害が出てしまっている豪雨災害に現実を突きつけられ苦しい想いですが、これからも私たちは災害から逃れることはできません。その時にも電波や電気の状況によりますが、やはり接続状況を確保できればオンラインによる支援が大きく活躍します。
しかしながら、学校教育現場同様、オンライン化が全く進んでいません。
子どもたちの楽しい時間と、学びの時間を第一に考える放課後の現場が、ICT活用を自分ごととして捉えるには、子どもたちの「楽しい!」「もっとやりたい!」がICT活用のすぐその先に沢山あることを知ってもらうこと。そんな思いからこの活動を始めました。
みんなのアフタースクールは助成金により、オンラインの環境がない学童保育へ、オンライン接続キットを貸出しています。
さらに機材をお送りするだけでなく、接続方法のオリジナルマニュアルの用意、またNPOスタッフによる電話サポートも行いました。全国の現場へのオンライン導入の課題を直接学んでいます。
本日は記念すべき第1回目スミセイアフタースクールプロジェクトSPECIAL!
7月7日の七夕に、理学博士 高梨 直紘さんと<2020年宇宙の旅>に群馬県の子どもたちと出かけました。
高梨博士はご自宅からクールに登場。
星の地図<星図>を見ながら七夕の星の見つけかたからスタートです。
今回は3年生と5年生が参加してくれたこともあり、東京と群馬の距離、オンラインを感じさせない近い距離で先生と子どもが会話します。
そのあとはいよいよオンライン宇宙の旅!
七夕の星をプラネタリウム的に確認したり、
宇宙船に乗って地球を見るような体験や、宇宙の果てまで旅をしてあっというまに時間が過ぎました。
最後先生とのお別れの時間、
「宇宙の最後はどんなところですか?」
という壮大な質問が子どもから飛び出しました。
先生から
「とてもいい質問だね。空間と時間の二つの考え方があって・・・」
と大人にも大変興味深い答えを頂きました。
いつも通っている学童保育に宇宙博士がやってきて、一緒に宇宙空間に飛び出すような不思議な体験がオンラインで実現しました。高梨先生ありがとうござました!
こんなとびきりのきっかけがすぐそばにある放課後が日常にあふれていたら、、、子どもたちの創造力や生きる力はどんな風に伸びていくのか。
これからもオンラインとライブを掛け合わせて、子どもたちの放課後をゴールデンタイムに取り戻す挑戦をしていきたいと思います!
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放課後NPOは現在、各地に出向いて直接プログラムをお届けすることが難しい状況ですが、「ピンチをチャンスに!」をモットーに安全で豊かな時間を子どもたちに提供できるよう活動を続けてまいります。
実施場所 /みんなのアフタースクール ONLINE(群馬県邑楽郡)
実施日時 /2020年7月7日
参加者数/小学生11人
当団体との協働を検討していただける企業・団体様は特設ページもご覧ください。