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レポート【セールスフォース・ドットコム】コロナ緊急支援スペシャルオンラインプログラム

企業協働

初のオンラインプログラムが実現!

新型コロナウイルス感染症拡大による全国一斉
休校のさなか、子どもたちが安全に学べる環境づくりを実現するためにスタートした「オンラインアフタースクール」。
もともとは内部スタッフによる手作りのプログラムでしたが、私たちの活動にご賛同いただいた企業から支援のお声がけが増え続けています。

今回ご紹介するのは、株式会社セールスフォース・ドットコム様との取り組み。
株式会社セールスフォース・ドットコム様とはこれまでにも「プログラミングの旅」など、数多くの協働を実現してきており、今年の4月には新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急支援をいただきました
その緊急支援の一環として「オンラインアフタースクール」への講師ボランティアにもご協力をいただき、社員ボランティアのみなさんより4月から6月にかけて計6回の講座を開催いただきました。
セッション内容は、世界中の国の紹介や海や鳥の魅力など多岐にわたり、今回は、その中でも環境に関するセッションの様子をお届けします。

オンラインで環境について考えてみよう!

今回ご登場いただいたのは、株式会社セールスフォース・ドットコムで日頃から地球の環境課題について取り組む有志のグループに所属されているお二人の社員。
地球温暖化についてみんなで考えるワークショップ形式のプログラムを開催いただきました。

開催されたのは、エッセンシャルワーカー(※)の子ども をお預かりしている期間限定開室のスペシャルアフタースクール。この日は5名の子どもたちが参加しました。
(※医療従事者、公共交通機関の職員、スーパーやドラッグストアの店員、配達員など私たちが生活を営む上で欠かせない仕事に従事している方々)

まずは「温暖化にまつわるクイズ」で、ゲーム感覚で楽しみながら地球温暖化が起こっている原因や、環境への悪い影響について学びます。
環境問題と言うと何だか難しそうですが、かわいいイラストと一緒にわかりやすく教えてくれる講師のおふたりのお話に、皆少しずつ地球温暖化のことに関心をもち始めた様子。
クイズに答えていくうちに「ごみを捨てることで最終的に地球にどんな影響を与えてしまうの?」といった質問も飛び交い、子どもたちが自分ごととして環境問題を考えるチャンスになりました。


また、環境被害にあった動物の写真の紹介は、子どもたちにとってちょっと驚きだったよう。
「写真を見てびっくりした、家に帰ったらお母さんに話す」など、ご家族と一緒に環境について考えるきっかけになりそうな意見もちらほら。
プログラムを終えた子どもたちからは「ごみを増やさないようにしたい」とか「地球が怒らないように、温暖化をなくしたい」といった感想が聞こえました。

実は、今回登場してくださったお二人の社員は、子ども向けに環境問題の話をするのは初めてなのだそう。
「どんな伝え方をしたら子どもたちが環境問題について理解しやすいか、自分たちも改めて考えた。」とおっしゃっていました。
環境問題は、誰のせいでもなく自分の問題として捉えることが大事。
大人も子どもも、今日からできるエコな暮らしについて考え、実践することが大切なのですね。
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放課後NPOは現在、各地に出向いて直接プログラムをお届けすることが難しい状況ですが、「ピンチをチャンスに!」をモットーに安全で豊かな時間を子どもたちに提供できるよう活動を続けてまいります。

  • 実施場所 /期間限定のスペシャルアフタースクール(東京都文京区)
  • 実施日時 /2020年4月28日
  • 参加者数/小学生5人

当団体との協働を検討していただける企業・団体様は特設ページもご覧ください。

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