【南あわじ市放課後支援】7/1全校児童向けの受け入れがスタートしました。
新学期が始まりました!みなさま、今年の夏休みはいかがでしたでしょうか。
東京は梅雨明けが遅くなり、夏本番が短かったようにも思いますが、海山川、今年は小学生の喜びそうな映画も盛りだくさんでした。
日本の小学生が、健康で安全に楽しい夏休みを過ごせていたらと願っています。
今回は、この夏もすっかり家族でのキャンプに没頭していた南あわじサポーターの渡部が7月の現地レポートをお届けします。
さて、皆様もちょっと時間をさかのぼって、7月を感じてください。
夏休みの迫る7/1高学年向け(4-6年生)の八木小アフタースクール体験会のお話です。内容は、低学年の体験会に続きプログラミング!
(前回、低学年向けの体験会の様子はコチラ)
何と、参加者16人中、プログラミングに関するプログラムの経験者は2名。
「学校でもまだやったことないよー!」
とのこと。都市部と地方ではまだまだ体験格差があるなあと感じる瞬間でもありました。
(だからこそ、この土地でプログラミングを放課後に展開していく価値がある!と心の底を熱くしております。)
そんなこともあり、子どもたちは今日の活動に興味津々やる気満々。真剣に話を聞いてくれます。アフタースクールの簡単な説明やスタッフ紹介を挟んでから、前回から協力してくださっているcoder Dojoの藤崎さんの進行でプログラムスタート!
今回は低学年より難易度が上がって、scratchを使っての実践的な活動です。
まずは先生から、ソフトの簡単な使い方やブロックのつなげ方などの手ほどきを受けていきます。
はじめてとは言え、デジタルネイティブ世代の子どもたち、先生から出されるお題をサクサクとクリアしていきます。
徐々にコツをつかむと自分たちでキャラクターのネコを自在に動かして、いたずらを始め・・・・
夢中!!
大笑いしながらscratchで遊べました。あっという間の1時間でした!
体験会の最後には、「放課後にどんなことしたい?」と聞いてみました。
「ゲームしたい!」(実はね、ここではゲームするだけじゃなくて作れるんだよ♪)
「体育館で自由に遊びたい」(もちろん、学校じゃできないけど放課後は毎日できるよ♪)
「相撲したい!」(八木小には土俵があるよ♪一緒にやろう~!)
「料理したい!」(いいね~、名産の玉ねぎレシピ開発しようよ!)
などとてもとても前向きに、アフタースクールに興味を持ってくれました。
参加者の子の多くが低学年まで学童に通っていた子たちで、
「え、そんなことしていいの!?楽しそう!!」
と、昔通っていた時からの放課後の変化に驚きを隠せない様子でした。
放課後が自分たちで過ごし方を決められる、選べる。
そんな放課後をつくっていきたいと、改めて思いました。
また、これまでは就労のご家庭向け(学童)の受け入れだけだったのですが、この日から在校生全児童がご家庭の就労の有無にかかわらず利用ができる記念すべき日でもありました。
8名の新たな仲間が加わって、約40名の子どもとスタッフの大人も気持ちを新たに、みんなで「翼をください」の合唱。
八木小の子たちは歌がとっても好きで、得意で、歌を通じて心が一つになるなあと感じています。(歌を歌うときはカラオケ大好きなスタッフの赤松さんがいつもリードしてくださり、子どもたちを盛り上げてくれます)
子どもたちの姿を受けて、8月からは合唱のプログラムもスタートしようと準備を進めているところです。
今回のブログの写真は南あわじ市で子どもたちの学校行事や課外活動の写真をボランティアで撮影する活動を長年されていらっしゃる荒木さんにご協力をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございました。
みんなの得意を集めてアフタースクールの活動が展開されていくのも醍醐味だなあと感じます。
日を追うごとにアフタースクールの場が進化していて、これからの八木アフタースクールがますます楽しみです。毎日、小さな工夫と改善をスタッフ皆さん一丸となって、行われている成果だなあと感じます。
現在、放課後NPOアフタースクールのスタッフが定期的に伺わせていただく形をとっていますが、実際に現場を動かしていらっしゃるのは毎日3名ほどのスタッフの皆さんです。(基本的にはみなさん放課後、午後からのご勤務)
どうしても私たちのサポートの部分ばかりクローズアップしてお伝えをしがちですが、日々を支え、子どもの成長を見守られているのは現場スタッフの榎本さん、赤松さん、柿原さん、竹原さん、マネージャーの天野さん、はじめスタッフの皆さんです。心からの敬意をもって、引き続きサポートを続けさせていただきたいと思っております。
南あわじ市放課後サポーター:渡部