これまでの取り組みを通じて、STEAM分野※の体験活動を“継続的”に行うことの重要性を確認し、
子どもの居場所において継続的に体験活動を実施できるような支援モデルを構築していくこと、
また、行政とも連携し、このようなモデルを地域で広めていくことを目指しています。
期間中、複数のプログラムを実施することで子どもの変化を生み出します。
さらに、放課後NPOアフタースクールの経験と知見を活かした、放課後活動団体スタッフ向け研修
「大人対話会」を実施し、自団体で体験活動を継続する支援を行っています。
ソニーグループと放課後NPOアフタースクールは、子どもの教育格差縮小に向けた取り組みとして、STEAM分野※の多様なワークショップを全国の小学生の放課後の居場所に届ける「感動体験プログラム」を実施し、子どもたちの創造性や好奇心の向上をサポートしています。子ども向けにお届けする「単発プログラム」と、スタッフを対象とした研修と子ども向けプログラムを合わせた「長期プログラム」があります。
※STEAMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の略
子ども向けプログラム(1〜2回)をお届けする単発プログラムはこちら-
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Achievements
宮城県の放課後児童クラブと首都圏の子どもの居場所の2拠点にて、約半年間の長期プログラムを実施しました。
2023年度は新たな取り組みとして居場所のスタッフが主導する自走プログラムにも取り組み、各拠点の特徴やニーズに合わせたプログラム構成が、子どもたちの成長に大きく寄与しました。
東京都足立区の児童館にてTechnology(技術)系のプログラム、徳島県鳴門市の子どもの居場所でArts(芸術)系のプログラム、と計2拠点で長期プログラムを実施。第三者機関による「感動体験プログラム」の社会的インパクト評価結果では、2拠点ともに、ワークショップの回を重ねることで、子どもたちのコンピテンシーが向上したことが示され、意図したプログラム効果が発揮されていることが確認されました。また、介入群(プログラム参加児童)は対象群(プログラム参加なし児童)と比較して高いコンピテンシー指標の増加がみられました。
日本財団「子ども第三の居場所」事業と連携し、同財団の子ども第三の居場所拠点である「さのだい子ども食堂キリンの家」において、長期プログラムを実施。第三者機関による「感動体験プログラム」の社会的インパクト評価結果では、長期プログラムは「単発のプログラム提供よりもより高いコンピテンシー指標の改善があり、意図したプログラム効果が発揮されていると言える」という結果が確認されました。
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