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【食育プロジェクト】ビンゴとクイズで大豆のすごいパワーを知ろう!

食育プロジェクトでは、「人と地球の健康を考える」をテーマに、子どもたちが世界の食糧問題や食の大切さを学ぶ出前授業を、食品メーカーの不二製油株式会社とともに小学校や放課後の時間へ届けています。

大豆をテーマにした2種類のプログラムのうち、低学年向けの「食育ビンゴ」を、2023年度は関西では大阪・京都・和歌山の小学校や放課後の時間に、関東では東京・神奈川の小学校に訪問形式にて、また長野県の小学校にもオンライン形式にて、合計8校480人の子どもたちにお届けしてきました。今年度プログラムをお届けした様子や、子どもたちや実施先の先生方からの声をご紹介します。

▼「食育ビンゴ」プログラムについて
「食育ビンゴ」は、昔から様々な食べ物に姿を変えながら食べられている「大豆」について、ビンゴゲームやクイズを通して、楽しみながら知ってもらうことを目的としています。また、大豆が肉に比べて地球にかける負荷が少ないということも学び、実際に“大豆ミート”のような大豆から作られる新しい食材についても知ることで、身近な食材を通して自分たちの食と地球環境についても考えるきっかけを作る内容となっています。
「食育ビンゴ」プログラムについて

▼プログラム実施の様子
プログラムをお届けするスタッフが学校に到着し、休み時間に実施教室へ向かうと、子どもたちの机の上にはプログラムで使用するワークシートがスタンバイされていて、子どもたちがワクワクして待ってくれている雰囲気や期待感がひしひしと伝わってきました。 

このワークシートには、9つに区切られたビンゴ枠があり、事前に子どもたちに大豆由来の食べ物シール15種類から9つをセレクトして貼付してもらいます。 

いざ、プログラム開始!司会者と不二製油株式会社のスペシャル先生の2人で進行していきます。プログラム前半はビンゴ、中間にスペシャルクイズ、後半には“大豆ミート”に実際触れまとめに入るといった流れです。 

まずはビンゴがスタート!スクリーンに表示された1〜15の数字の中から、子どもたちに好きな数字を選んで発表してもらいます。数字が裏返ると大豆由来の食べ物イラストが登場!自分が選んだ食べ物と合っていたら〇を付けることができます。 

数字が発表され、食べ物イラストが出る度に子どもたちは大歓声!自分が選んだ食べ物が出てほしいと手を組んで祈る姿も見られます。「リーチ!」「ビンゴ〜!!」と元気な声が響き渡り、教室の熱気は高まるばかり!ほとんどの子どもたちがビンゴになり、大盛況でビンゴは終了です!  

ビンゴの余韻に包まれながら、次はスペシャル先生から出題されるスペシャルクイズの時間です。全問正解を狙って、子どもたちはしっかりと耳を傾けてくれていました。どの問題も子どもたちの暮らしと密接ですが、大人も考え込むような頭をひねる問題もあって、近くにいる子ども同士で相談したり考えたりしながら答えてくれる子どもたちの様子が印象的でした。

ビンゴとクイズを通して、大豆は栄養満点の食べ物であることや、地球環境に優しい食べ物であることを学び、楽しかったプログラムもいよいよ終盤に入ります。


これまでに食べたことがある大豆の食べ物をチェックしてもらうと、「もやしが大豆からできているとは知らなかった~」「納豆やしょうゆはどうやって作っているの?」とスペシャル先生や私たちに沢山の感想をお話してくれます。いつもこの時間が、プログラムをお届けした醍醐味を感じる瞬間です。 

最後に大豆から様々な食品に変化することを表した“ソイツリー”ポスターを見ながら、最近スーパーでもよく見られるようになった食べ物“大豆ミート”について紹介、実際に色々な種類の“大豆ミート”に触れてみます。

調理前の“大豆ミート”のサンプルを配り、見て触わって感じてもらいます。“大豆”だけど“ミート”!子どもたちは不思議そうな表情でしたが、調理見本例を見て大豆ミートを食べてみたい気持ちが膨らんでいる様子でした。中には食べたことがある子もいて、身近な食品になっていることを感じました。 

45分間のプログラムが終わりに近づき、最後に今日のおさらいをして子どもたちとお別れです。スペシャル先生から「今日プログラムで知った大豆のチカラのことを、是非お家の人や周りの人にもお話したり、給食やいつも食べる料理の中に大豆で作られた食べ物があるか探してみてください。大豆には栄養がたくさん入っているので、たくさん食べて元気に成長してくださいね」とメッセージをいただきました。 子どもたちは「帰ったら家族にも教えてあげる」「もっと大豆を使った食べ物を食べたい」「大豆ミートにも挑戦したい!」と嬉しい感想を話してくれました。 

プログラム実施後に子どもたちや実施先の先生からアンケートでいただいた様々なメッセージを、一部抜粋してご紹介します。 

▼子どもたちからのメッセージ

・大豆がお肉みたいになるのが驚いた(3年生)
・種類によっていろいろな色があるんだなと思った(3年生)
・北海道で一番大豆が取れることや大豆から色々な物ができることに驚いた(3年生)
・大豆ミートを使った料理を食べてみたい(3年生)

▼実施先の先生からのメッセージ

・ビンゴでは子ども達がいきいきと楽しそうにしていたし、クイズでは一生懸命考えている姿が伝わってきました。
・普段の授業では学べない食育の学習、とても興味深い内容でした。
・おから、大豆ミートなど知らない食べものにも触れ、給食や普段のご飯でも授業での発見が活かされるのではないかと思った。

▼プログラム終了後の微笑ましい一コマ

プログラム終了後は、スペシャル先生の周りに子どもたちがたくさん集まってお話してくれたり、一人の子が紙を用意して「サインが欲しいです!」とリクエストすると、次々にサインが欲しいと集まって、即席サイン会が行われる実施回もありました。 

担任の先生からは、「いつも実施している授業内容でも、企業の方が来てお話してくださると子どもたちは前のめりで参加してくれるので有難い」とのお声も頂戴しました。
プログラムに参加してくれた子どもたち、実施にあたりご協力をいただきました皆様、本当にありがとうございました!

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