閉じる

Blog活動ブログ

【食育プロジェクト】ビンゴとクイズで大豆の新しいチカラを発見!

食育プロジェクトでは、「人と地球の健康を考える」をテーマに、子どもたちが世界の食糧問題や食の大切さを学ぶ出前授業を、食品メーカーの不二製油株式会社とともに小学校や放課後の時間へ届けています。

大豆をテーマにした2種類のプログラムのうち、低学年向けの「食育ビンゴ」を、今年度大阪府内の小学校ならびに放課後施設で過ごす子どもたちへ訪問形式で、また岐阜県美濃加茂市の小学校へオンライン形式で、合計11校458人の子どもたちにお届けすることができました。今回は、実際にプログラムをお届けした様子や、子どもたちや実施先の先生方からの声をご紹介します。

▼「食育ビンゴ」プログラムについて
▼プログラム実施の様子
▼子どもたちからのメッセージ
▼実施先の先生からのメッセージ

▼「食育ビンゴ」プログラムについて
「食育ビンゴ」は、昔から様々な食べ物に姿を変えながら食べられている「大豆」について、ビンゴゲームやクイズを通して、楽しみながら知ってもらうことを目的としています。また、大豆が肉に比べて地球にかける負荷が少ないということも学び、実際に「大豆ミート」のような大豆から作られる新しい食材についても知ることで、身近な食材を通して自分たちの食と地球環境についても考えるきっかけを作る内容となっています。(プログラムの概要についてはこちらから)

▼プログラム実施の様子
プログラムが始まる前に、子どもたちにまず大豆に関係する15種類の食べ物の中から9つを選んでもらい、ビンゴ枠内の好きな場所に食べ物シールを貼ってもらいます。子どもたちの様子を見ていると、「私は枝豆が好きだから…」「大豆ミートって何だろう?」など、真剣に考えながらシールを貼り進めていました。

準備が完了したら早速ビンゴがスタート!スクリーンに表示された1〜15の中から好きな数字を発表してもらい、発表した数字に書かれた食べ物と自分で選んだ食べ物が合っていたら〇を付けることができます。子どもたちは思い思いに「きなこ出てきて!」「納豆がいい!」など出てきてほしい食べ物をお願いしながらビンゴに取り組んでくれていました。見事ビンゴを達成したら、「ビンゴになった!」「ダブルビンゴだ!」とますますヒートアップ。毎回その姿を見るたびに、心の底から楽しんでくれているのが伝わってきて、届けている私たちも嬉しくなります。

ひとしきりビンゴで楽しんだ後は、スペシャルクイズの時間。不二製油株式会社の社員である先生(社員先生)から出題されるスペシャルクイズに挑戦します。学校で大豆について勉強したことがある子は、「これは分かる!」と自信満々に答えてくれたり、大人でも迷うクイズが出題されると、子どもたちは悩みながらも一生懸命考えて答えてくれました。

ビンゴとクイズを通して、大豆は栄養満点の食べ物であることや、地球環境に優しい食べ物であることを学び、楽しかったプログラムもいよいよ終盤に入ります。
自分がこれまでに食べたことがある大豆の食べ物をチェックしてもらうと、「しょう油って大豆からできてるの?」「油あげってお味噌汁に入ってる!」と普段の食事を思い出しながら取り組んでくれました。

最後に、大豆から様々な食品に変化することを表した「ソイツリー」ポスターを見ながら、最近よく耳にする食べ物について紹介します。その名も「大豆ミート」!

調理前の大豆ミートの見本を配り、実際にどんな食べ物なのかを見て触って感じてもらいます。子どもたちの中には食べたことがある子もいて、ますます身近な食品になっていることを感じました。

楽しかったあっという間の45分間。最後はプログラムのおさらいをして子どもたちとお別れです。

最後に社員先生からは、「今日プログラムで知った大豆のチカラのことを、是非お家の人ともお話したり、いつも食べる料理の中に大豆で作られた食べ物があるか探してみてください。大豆には栄養がたくさん入っているので、たくさん食べて元気に成長してくださいね。」とのメッセージをいただきました。

プログラム実施後に子どもたちや実施先の先生からアンケートでいただいた様々なメッセージを、一部抜粋してご紹介します。

▼子どもたちからのメッセージ

・大豆がクリームになったり、色いろな物にへんしんすることを知りました。大豆はすごいと思いました。(3年生)
・ふだんぼくがたべている物にも、大豆からできている物がいっぱいあって新しいはっけんがありました。(3年生)
・今日は、私たちのために大豆のことをおしえてくれて、ありがとうございました。おかげで大豆の事がよくわかりました。大豆がちきゅうにやさしいこととかをまなべました。大豆のことが好きになりました。たのしかったです。(4年生)

▼実施先の先生からのメッセージ

・未来を背負って立つ子どもたちが、心もからだも健康に育って欲しいと願い、子どもたち自身が食育に興味を持って、成長していってくれればと思い応募しました。
・大豆のことは理科と国語で学習し身近であったことと、SDGsにつながる内容であったことで、今後の学びを広げられるきっかけになりました。
・コロナ禍でまた暑さで運動場で遊べない中、今までに体験できない事を体験できたのは貴重な時間でした。ありがとうございます。

プログラムに参加してくれた子どもたち、実施に際して様々なご協力をいただいた皆様、誠にありがとうございました。

▼司会からのこぼれ話

プログラムを届けた後は、子どもたちとお話しする時間をできる限り設けています。
ある実施回で突然「これ、あげる!」と、1人折り紙を持って近づいてきてくれました。

「本当にいいの?」と聞くと、「うん!プレゼント!」と、お友達同士で作っていた作品を社員先生と私にプレゼントしてくれました。
心温まる時間をこちらまでお裾分けしてもらい、1日中幸せな気持ちに浸りました。ありがとうございました。

「食育プロジェクト」特設サイトを見る

Recently最新の記事