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【STEAM教育】プログラミングの旅 授業in兵庫県神戸市(2022/12/2実施)

こんにちは。12月に入り、寒さが一気に増しましたね。 放課後NPOアフタースクール スタッフの鈴木です。
2022年12月2日、世界No.1の半導体製造装置メーカーであるアプライド マテリアルズの社員のみなさまと一緒に、兵庫県神戸市の小学校5年生2クラスの子どもたちへ「プログラミングの旅」をお届けしました。

▽「プログラミングの旅」について

はじめに、アプライド マテリアルズ ジャパンの社員先生より、半導体がどんな場所で作られて、どんなものに使われているのかを教えていただきました。

塵一つ入ることも許されないクリーンルームで半導体が作られていること、とても小さな半導体部品がとても大きなディスプレイにいくつも使われていることに子どもたちは驚きを隠せない様子でした。
生活の多くのものに半導体が使われていることを知り、身近に感じたようです。

授業の前半では、お買い物のミッションや給食ロボットに正しく命令を出すミッションを通してプログラミングの考え方を学びます。
「必要な命令だけを出すこと」や「命令を正しく並べること」、「作りながら直す」といったプログラミングの基礎的な考え方を学ぶことで、日常の中でもプログラミングの考え方が使われているものがたくさんあることを知ります。

毎回大好評の給食ロボットに正しく命令を出すミッションでは、正しい命令を作るコツとして、「分解して正しく並べる」「作りながら直す」ということを学びました。
「ああ~、この動きが必要なんだ~!」と悔しそうに、正しい命令を身振り手振りで動きを確認しながら考える子どもたちの様子が印象的でした。

後半は、プログラミングの実践です。お客さんの要望を聞いてホットドッグを作るというプログラミングアプリを使います。
お客さんが求めている注文を正しく分解して、並べることを繰り返すことで身近な料理がプログラミングそのものであるという事がわかりました。
レシピという「再現性」を具現化したものを使用し、プログラミングの考え方の一つ「再現性」の体験もしました。

最後に、「プログラミングで実現させたいアイデア」を考え、発表してもらいました。
・なくしたものを探して教えてくれるボタン
・宿題のヒントを教えてくれるロボット
・未来を予知してくれるロボット
どれも実現したら、日常で役立つものばかりですね。
自分を含め、周りの人たちにとっての「あったらいいな!」を一生懸命考えることができましたね。
子どもたちの視点に、大人も考えさせられました。

子どもたちにとってプログラミングがぐっと身近に感じられた一日になったのではないでしょうか。
参加してくれた先生方、子どもたち、アプライド マテリアルズ ジャパンのみなさま、ありがとうございました。

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実施場所/兵庫県神戸市
実施日時/2022年 12月2日
参加人数/小学生40名

当団体との協働を検討していただける企業・団体様は特設ページもご覧ください。

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