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【ご報告】全国の小学生が“好き”でつながるオンラインイベント「昆虫ミクロツアーズ」を実施

放課後NPOアフタースクールは、放課後の価値・可能性を多様な視点から発信するイベント「超アフタースクール2022」の企画の一つとして、11月10日(木)にオンラインイベント「昆虫ミクロツアーズ」を開催し、全国の未就学から小学6年生までの子どもたち170組以上が参加しました。

昆虫ミクロツアーズは、小さくなって昆虫の世界を案内するツアーガイドの”ばんちゃん”が元の大きさに戻れなくなってしまうアクシデントから始まります。そして、オンラインで参加する子どもたちと一緒に昆虫にまつわる5つのクイズにクリアすれば、元に戻ることができるというストーリーで展開します。

ばんちゃんから「『昆虫』の条件は何でしょうか?」という問題が出されると、手を挙げたたくさんの子のなかから選ばれた”まあくん”は、少し緊張しながらも一生懸命に答えを発表してくれました。
”まあくん”が当てられた瞬間、まわりから温かい声援が!オンラインで初対面とは思えない子どもたちの微笑ましいやりとりが印象的でした。

また、発表に選ばれなかった子も、チャット機能を使ってクイズの答えや感想などを送ったり、アンケートで好きな昆虫を投票したりと、オンラインならではの参加形式で全国の子どもたちがつながり、さながら放課後の時間のようでした!
多くの子どもたちがオンライン上で一緒にワクワクする時間を過ごすことができたと感じています。


※zoomの仕様上、2画面に重複して写っている場合があります。

全国各地から昆虫好きが集まるとあって、かなりマニアックな難問も用意しましたが、なかには全問正解した強者も。子どもたちからチャットで飛び交う昆虫の知識にも驚かされるものがあり、他の子の詳しさに刺激を受けた子もいたようです。
また「昆虫がそれほど好きではなかったけれど、もっと昆虫のことを知りたくなった」と興味を持ってくれた子もいました。

子どもたちが力を貸してくれたおかげで、無事、ツアーガイドの”ばんちゃん”は元の大きさに戻ることに成功!みんな、ありがとう!

Zoomを使うのが初めての子も多かったということで、ご家族のサポートも受けながら、終盤には子ども自身で操作ができるようになったという声もあり、そういった一面からも、子どもたちの吸収力に感心するばかりでした。
ご参加いただいたご家族の皆様、サポートいただきありがとうございました。

■参加者の声(事後アンケートより)

・初めて知ることも多く、昆虫好きの息子が、とても勉強になったと喜んでいました。(埼玉県/小学1年生)

・長男は当ててもらって感激していました。オンラインは初めてだったので、不安そうな2人でしたが、操作説明も丁寧だったので、終盤は子ども達だけでも大丈夫そうでした。また、参加したい!!と言っています。(福井県/小学2年生・4年生)

・リアルタイムで全国の子どもたちの反応がみられて、子どもも楽しんでいました。たくさんあったクイズにも、引き込まれていました。このような企画を無料でやっていただけて嬉しかったです。またやってもらいたいです。(栃木県/未就学児・小学3年生)

・小さくなった話の流れが面白いと喜んでいました。参加している子の返答に「昆虫が詳しくてすごいな。俺ももっと詳しくなるわ。」と勉強していました。(大阪府/小学2年生)

放課後NPOアフタースクールでは、小学生の放課後の居場所づくり、多様な体験機会の創出に取り組んでおり、企業や自治体、放課後事業者と連携して全国の放課後に様々なプログラムを届けています。
本企画では、ご家族と一緒に子どもたちがオンラインプログラムを体験することを通じて、お一人でも多くの方に当団体の活動や放課後の時間の大切さにご関心を寄せていただけるきっかけとなれば幸いです。

また、今回初めてご家庭へオンラインプログラムを届ける試みを実施し、たくさんの方々に喜んでいただけて大変嬉しく思っています。
「また参加したい」という声も多数いただいたので、今後もこのような企画を実施できればと考えています。またお会いできることを楽しみにしています。

文・コミュニケーションデザインチーム/岸田

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