【STEAM教育】プログラミングの旅in大阪府大阪市(7月11,12日実施)、愛知県名古屋市(7月15日実施)
こんにちは!先日大きなスイカを抱えた男の子を見かけ、夏を感じた放課後NPOアフタースクールの大川です。
2022年7月、世界トップの半導体製造装置メーカー、アプライド マテリアルズの社員の皆様と一緒に、11,12日に大阪府大阪市の小学校、15日に愛知県名古屋市の小学校の子どもたちに「プログラミングの旅」をお届けしました。
「プログラミングの旅」は、子どもたちにとって身近な題材を通じてプログラミングに必要な論理的思考(プログラミング的思考)を楽しく学べる小学生向け授業です。
日常に溢れているプログラミングについて知り、身の回りのものとプログラミングを掛け合わせたらどんなものができるかを考えます。グループでミッションを解決していくことで、子どもたちの探究心を育むプログラムです。
前半はプログラミングとは何か、特徴を学んだ後にグループでミッションに挑戦。
きっかけ・命令・結果をどう組み合わせたら思い通りの仕組みが実現するかを考えました。
後半はタブレットと「MESH™」というプログラミングブロックを使って実際にプログラミングに挑戦しました。
まずは「ごみを集めると喜ぶほうきセット」を作ります。
タブレットであらかじめ音声を録音し、ほうきが動くとその音声が流れるようにプログラミングしました。
「ゴミを集めてくれてありがとう!」「お掃除楽しいね」
「パクパクパク!美味しい!」「きれいになりました!」
など子どもたちが録音した素敵な言葉が聞こえてきました。
次は応用編で、「学校生活を楽しくする発明」「学校の困りごとを解決する発明」をグループ毎に考えます。MESHのブロックと組み合わせて使うのは、ゴミ箱、黒板、ランドセル、ドア、空き箱など学校にあるものは何でもOK!
「作りながら直していく」をモットーに取り組みました。
★教室のドアを開けると「こんにちは!」の声がする。
★ゴミ箱にゴミを入れると「ゴミを捨ててくれてありがとう!」の声がする。
など、個性あふれるアイデアがたくさん出てきました。
最後は、「プログラミングで実現させたいアイデア」を1人ずつ考え、発表してもらいました。
★忘れ物をしたら「忘れているよ」と声をかけてくれる
★お母さんの代わりにご飯を作ってくれる
★自動でお花に水をあげてくれる
★本を読みあげてくれる
★迷子になったときに光って位置を知らせてくれる
など素敵なアイデアをたくさん聞くことができました。
子どもたちからは、
「もっとプログラミングのことを知りたくなった」
「身の回りにどのようなプログラミングがあるか探してみたい」
などの感想を聞くことができました。
また社員先生からは、
「自由に豊かな発想ができていて素晴らしい!これからも生活の中にどのようなプログラミングが存在するか、楽しみながら探してほしい」
「プログラミングは必ず誰かの役にたっている。誰のために、どのような困りごとを解決するのかを考えることが大切。世の中にどのような困りごとがあって、それをどうやったら解決できるかを考えながら生活してみてほしい」
という応援の言葉がありました。
活動を通して子どもたちは、プログラミングを身近に感じ、「楽しい!」「もっと知りたい!」と興味を抱いてくれたようです。今回感じたこと・学んだことを生かしてこれからもプログラミングに挑戦していってほしいです。
参加してくださった先生方、子どもたち、そしてアプライド マテリアルズ ジャパンの皆様、ありがとうございました。
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実施場所/大阪府 大阪市
実施日時/2022年7月11,12日
参加人数/小学3年生50名、小学4年生53名
実施場所/愛知県 名古屋市
実施日時/2022年7月15日
参加人数/小学5年生54名
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文:大川