【湘南学園小学校アフタースクール】放課後で広がる、人と人との輪
アフタースクールで過ごす子どもたちは、多くの人たちとのかかわりをもっています。
まずは、なんといっても同じ学校に通うお友だち。
一緒に遊んで、話して、学び、考える。そこに学年や性別は関係ありません。時には同じ目線で活動を共にし、また違う場面では、ナナメの存在として教え導く姿を見せてくれます。
続いては、学校の先生方や私たちスタッフ。
子どもたちが安心して学校やアフタースクールで過ごすことができ、また何事にもチャレンジしやすい環境になるように、場を整えています。それぞれの場所での様子や出来事を共有し合い、子どもたちのことを第一に考えて連携しています。「子どもたちのために自分ができることはなんだろう?」と考えながらも、逆に子どもたちから元気をもらうことも少なくありません。子どもたちの成長を感じると同時に、自身の成長も感じる日々です。
そして、プログラムを届けてくださる市民先生・講師の方々。
子どもたちの「やってみたい!」を引き出し、その先生ならではの魅力的なプログラムを展開してくれます。同じプログラムに参加した子どもたち同士で、知らない間に仲良くなっていたり、昔参加したプログラムの思い出話をしている姿もよくみられます。それほど心に残るプログラムを届けてくれるのです。保護者の方やスタッフの中でも、市民先生としてプログラムを展開してくれている方もいます。
最後に、大切な子どもたちをアフタースクールに託してくださる保護者の方々。
子どもたちが気持ちよく過ごすことができ、成長できるように。最大限に子どもたちの願いを実現しようと応援してくださいます。学校、アフタースクールの思いや考えを理解してくださると同時に、より良い場所となるように私たちの活動を支え、見守ってくださいます。
子どもたちにとって、アフタースクールで生まれる人と人のつながりが、とてもかけがえのない、大切なものだと思っています。立場はそれぞれ違っていても、子どもたちを思う気持ちは同じ方向を向いています。
日々の生活の中で、子どもたちが失敗することを恐れずにチャレンジできる。
落ち込むようなことがあっても、周りのお友だちやスタッフが、心の拠り所のような存在になる。
学校でも、家庭でもない”第3の場所”で、自分のやりたいことに夢中になれる。
様々な学年のお友だちと同じ場所、同じ時間を共有し、共に過ごすことができる。
子どもたちにとってそんな場所になれるように、これからも日々活動を続けてまいります。
文・湘南学園小学校アフタースクール/土井