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Blog活動ブログ

【忍岡小学校放課後子供教室】しのわくスクール“わくわくクラブ活動”

こんにちは、台東区立忍岡小学校・放課後子供教室「しのわくスクール」の堀岡です。
私からは子ども達の自主的な活動の「クラブ活動」についてご紹介したいと思います。

しのわくでは「やってみたい」を子ども達が自主的に作っていく場になるように活動しています。その一つが「クラブ活動」です。
クラブ活動は誰がいつからでも立ち上げることができる活動で、いきものラボ・こうさくクラブ・プログラミングラボ・やさいラボ・ビーチボールバレークラブ・ハンベ部・チアダンス部と、現在7つのクラブが活動中です。今後もバスケ部を始め、続々と新しいクラブ活動がスタートしそうな予感がしています。

そんなクラブ活動の一つ「チアダンス部」。チア部の活動からはスタッフ側はいつも学ばせてもらっています。
もともとチアダンスを習っている子が「私、しのわくでチアやりたいの!」と話してくれたことがきっかけで、今では10名ほどが参加し、クリスマス会での発表を目標に活動しています。

大人が準備するのは音楽を流す機材のみ。チラシを使ってメンバー集めを行ったり、練習の組み立て、振り付けやポンポン作りなど、子ども達だけでどんどん進めています。
初めてチアにチャレンジする子へ優しく丁寧に教えている様子、フリを間違えてしまった子への温かい言葉がけや、部員に合わせて考えられたフリや配置など、毎回練習の見学をしたくなるほどの活動力です。
「毎週火曜日はチア!」このスタイルを子ども達で作り上げる力に、大人の私たちが子ども達から学ばせてもらっています。


クラブ活動は誰がいつでも立ち上げてよい。ということで昆虫が大好きなスタッフが「いきものラボ」を立ち上げました。子ども達からは昆虫といえば〇〇スタッフ!というように人気者です。

ある夏休みの出来事です。子どもがしのわくに来る途中で見つけた、命耐えたセミを持ってきてくれました。
スタッフが「標本作ってみるのはどうかな?」と声をかけます。子どもは大興奮!

標本づくりは繊細な作業でしたが、スタッフと一緒にゆっくり時間をかけて1本1本慎重に針を刺し、形を作っていました。
基本的な毎月のプログラムの構成はスタッフが考えますが、日常の出来事からこうした活動に広げられることは放課後の時間ならではの活動でした。

その後も昆虫を見つけては「しのわくでお世話したい!」と、命耐えた昆虫を見つけては「標本を作りたい!」と、しのわくに持ってきてくれるようになりました。
おかげで昆虫が苦手なスタッフたちも「私、えさをあげてみてもいい?」と昆虫の魅力に惹かれてきています。

こうした子ども達の自主的なクラブ活動は、感染症対策で活動制限がかかる中、動き続けています。子ども達の楽しみが途切れることなく、今後もパワーアップしていくのではないかと楽しみな毎日です。

そんな子ども達が自主的な活動を進める裏側では、スタッフ達の陰ながらのサポートがあります。
スタッフがクラブ活動のことを日々気にかけ、“与えすぎず・求めすぎず”というスタンスで子ども達に寄り添い、時には嬉しそうに、時には悩みながら活動を報告してくれています。

沢山の人からのサポートを受けながら成長していく子ども達が、大きくなった時に「放課後の時間」を思い出してくれたらいいなと思っています。
放課後の時間が子ども達の成長の一ページになれるよう、活動を広げていきたいと思います。

文・忍岡小学校放課後子供教室/堀岡

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