【みんアフ】学生インターンだけで!?プログラム作りに挑戦!~前編~
こんにちは!放課後NPO関西、学生インターンの松田です!
私には「子どもたちの可能性を広げたい」という夢があり、その夢に一歩でも近づきたいという想いから、昨年の秋頃、放課後NPOでインターンを始めました。現在は、放課後NPO関西のスタッフの皆さんと8名のインターンさんと共に日々インターン活動に励んでいます♪
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2020年12月。
「放課後の子どもたちに学生インターンの皆さんで作ったプログラムを届けてみませんか?」
この放課後NPO関西のスタッフさんの一言により、1~3月にかけて開催された「みんなのアフタースクールWinter」の中で、なんと学生インターンだけで作ったプログラムを届けることになったのです・・・!(「みんなのアフタースクールWinter」の詳細はこちら⇒ https://npoafterschool.org/archives/blog/2021/02/31484/)
今回のブログでは、放課後NPO関西のインターンだけで作った学生プログラム「世界の食を集めよう!(イタリア編と中国編)」をお届けするまでの様子を、前編(イタリア編)と後編(中国編)に分けて、ご紹介します!
前編の目次
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プロローグ ~学生プログラムの始まり~
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学童クラブの子どもたちへ!プログラム作り、よーいドン!
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大量のレポート課題にプログラム作り、、リハーサル前にキャパオーバー!?
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いざ本番!プログラムの行方は、、?
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中国編へバトンタッチ!
▼プロローグ ~学生プログラムの始まり~▼
「みんなのアフタースクールWinter」で学童クラブの子どもたちにプログラムを届けることになった私たち。実は昨年の夏頃にも、放課後NPOのスタッフさんのお子さんたちに向けて、試験的に学生インターンだけでのプログラム作りに挑戦していました!
下の写真は、学生プログラム作りがスタートした8月頃、事務所で話し合いをしている様子です。スタッフさんからプログラムに対するフィードバックをもらっている様子。こちらは、本番直前の準備をしている様子です。(緊張していて少し慌てています・・・)そして実際に、放課後NPOのスタッフさんのお子さんたちに向けてプログラムを届け、「子どもたちの笑顔を作る」という放課後NPOの仕事の醍醐味を初めて体験することができました!(手作りのワークシートをスタッフさんのご家庭に送り、手を動かしながら楽しく参加できるよう工夫しました ♪)夏頃から約4カ月かけて作り上げてきた学生プログラム。「今度は、全国の子どもたちに届けられるんじゃないか」ということでスタッフさんからご提案頂いたのでした。
▼放課後を過ごす子どもたちへ!プログラム作り、よーいドン!▼
そんな嬉しい提案を頂いたものの、「みんなのアフタースクールWinter」に参加してくれるのは勝手知っているスタッフさんのお子さんではなく、普段の様子を何も知らない初対面の子どもたち。夏以上に、クオリティの高いプログラムにしなくては、楽しんでもらえません。
まずは、子どもたちに伝えたいことを明確にするところから始めることにしました。
そして、何度もミーティングを重ね、「食べ物を通じて海外文化に興味を持ってほしい」というメッセージに決定しました。
私たちが、このメッセージにたどり着いた理由は、私たち自身、海外旅行や海外留学に関心があり、普段の「当たり前」の日常とは違う世界に触れる楽しさや面白さを体感しているメンバーが多かったからです。新たな世界に触れ広い視野を身に着けることで、将来の可能性を広げてほしいという想いから、このメッセージが生まれました。
そして、今回の「みんなのアフタースクールWinter」では、イタリアと中国に焦点を当てて、「世界の食を集めよう!イタリア編」と「世界の食を集めよう!中国編」の2つのプログラムを作っていくことも決定しました。
▼大量のレポート課題にプログラム作り。リハーサル前にキャパオーバー!?▼
伝えたいメッセージや大まかな流れが決まり、私たちは本格的にプログラムで使用するスライドや配布物の作成に取り掛かりました。
「世界の食を集めよう!イタリア編」は、「イタリアへ遠足に行ってお弁当を作る」という設定のプログラム。スライドにはたくさんのおいしそうなイタリア料理が登場します。スライドを作っているだけでお腹が鳴りそうです・・・
遠足の雰囲気を味わってもらうために、遠足のしおりも作成しました!クイズに正解すると、この食べ物シールをワークシートのお弁当に貼ることができます。とても豪華なお弁当になりそうな予感・・・♡スライド作成に配布物作り。良いスタートを切れたはずだったのですが・・・普段は他の大学生のように授業を受け、課題をこなし、バイトに励む日々を送っている私たち。プログラム作りにギアをかけるべき時に、大学の試験の時期がやってきました。
おまけに、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で対面式の試験はすべてレポート課題になり、私たちは膨大な量のレポートに追われることに・・・
キャパオーバー寸前の私たちでしたが、SNSを最大限に駆使しこまめに連絡を取り合いながら、寝る間も惜しんでレポート課題とプログラム作成に取り組み、このピンチをなんとか乗り切りました!
▼いざ本番!プログラムの行方は、、?▼
そして、とうとう本番当日。
プログラムの時間は、放課後の時間の15時過ぎからですが、私たちは、少しでもたくさん練習するために、朝早くに集合しました。
これから届ける子どもたちは、どんな子どもたちなんだろう?
普段はどんな風に過ごしているんだろう・・・?
本番が近づくにつれ、緊張はどんどん膨らんでいきます。
しかし、実際にプログラムが始まると、私たちも子どもたちもこんな笑顔!「ひらけ~ドア!」という合言葉で、イタリア各地を瞬間移動する仕掛けに。画面越しの子どもたちとの間に一体感が生まれました!「ひらけ~ドア!」の場面を、現場から取って下さった様子。(津島市高台寺放課後子ども教室の皆さん、素敵な写真をありがとうございます!)プログラムの最後には、みんなで言葉探しに挑戦。プログラムに出てきたイタリアのデザートを瞬時に見つけ、「見つけた!」と高く手を挙げてくれました!あっという間にプログラムは終了し、たくさんの子どもたちの笑顔を見ることができてほっと一安心。その後は、スタッフの皆さんと学生インターンで反省会を行いました。
▼中国編へバトンタッチ!▼
こうして「世界の食を集めよう!イタリア編」のプログラムを、無事3カ所の学童クラブにお届けすることができました!
プログラムが終了して安堵したのも束の間・・・すぐに「世界の食を集めよう!イタリア編」の反省会をメンバー全員で行いました。反省会では、準備段階やプログラムの内容の反省点を洗い出し、具体的な改善方法を話し合いました(具体的にどんな改善点があったかは後編をご覧ください!)「みんなのアフタースクールWinter」後半では、イタリア編に代わり、「世界の食を集めよう!中国編」をお届けすることが決まっています。すぐさま、イタリア編の改善点を中国編に反映させなければいけません。
こうしてイタリア編から受け継いだバトンを、中国編は無事にゴールまで運ぶことができるのでしょうか、、!?
後編では、学生プログラム「世界の食を集めよう!中国編」についてお伝えします!
お楽しみに♪