【感動体験プログラム】音がたくさんきこえてくるよ!「自然の不思議と音を探そう!」ワークショップ
春がいよいよやってきました。目を閉じて耳をすませてみると、鳥のさえずる声がきこえてきます。今みなさんのまわりには、どのような音がきこえてきますか。
2021年3月24日㈬、神奈川県鎌倉市にて、ソニーグループ(以下、ソニー)の感動体験プログラム「耳をすまして自然の不思議と音を集めよう!」ワークショップが「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」※1とのコラボで開催されました。
当日は、小学1~4年生までの17名の子どもたちが参加。春の訪れを感じる心地の良い天気の中、ソニーのICレコーダーを持って、近くの緑地まで自然が奏でる音を探しに行きました。子どもたちはどんな音を見つけてきたのでしょうか?
※1ソニーと日本自然保護協会が協働で実施している、自然の中にある「わぉ!」な感動に出会う機会を届け、生物多様性の保全につなげるプロジェクト。
▽感動体験プログラムについて
▽「耳をすまして自然の不思議と音を探そう!」について
当日、音の仕組みを学んだ後、早速近くの緑地へ移動。自然観察指導員の方と一緒に自然の音に耳を傾けてみます。目を閉じて手を上げて、きこえてきた音を指で数えていきます。竹が風に揺れる音、うぐいすがさえずる音、ゆるやかな風の音など様々な音がきこえてきます。
ペットボトルで作成した集音器を使って自然の音をきいてみます。耳に手を当てるとよりさらにしっかり音がきこえてきます。「わあ、すごいきこえる!」「これぜったい家で作る!」と嬉しそうな子どもたち。
いよいよ、ICレコーダーを手にして、自然の音を探します!
竹やぶの中の音、足元の砂利や落ち葉を踏む音などを録音していきます。 「色んな音がきこえてくる〜!」ととっても嬉しそうに様々な音を探しています。
自然観察指導員の方が、竹やぶの中から乾燥した蜂の巣を発見!子どもたちは早速「カサカサ」「クシャクシャ」という音を録音します。身の回りに隠れているたくさんの音を発見する事ができましたね。
緑地から学童へ戻る帰り道では、「帰りたくない!歩きながら音をとってもいい?」という子どもの声も。
部屋に戻った後、たくさん集まった音の中から自分の1番お気に入りの音を見つけます。子どもたちは、イヤホンをつけて自分が録音した音にきき惚れていました。 中には録音した音をエッセイのような文章にしてたくさんメモしている子どももいました。
たくさん集まった音の中から、お気に入りの音をハイレゾスピーカーで流し、お友達の音ときき比べる鑑賞会を行いました。
「なんの音かな?」「ウグイス!」「メジロ!」などお友達が発表した音を当てる子どもたちも。
窓の外からきこえてきたかと勘違いしてしまうくらい、きれいな鳥や川など自然の音を録音することができました。
最後に感想を聞いてみると、「こんなにまわりに音があるんだなって思った」「今まで外に出るプログラムはあまり好きではなかったけど、今日はとても楽しかった。またこういうのに参加したい!」という声があがりました。
プログラムを通じて、たくさんの自然の音に気づいた子どもたち。
これからも今ある自然を大切にして、身の回りの自然の音に耳を傾けてみてほしいです。
今回、参加してくれた、子どもたち、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
実施場所 / 神奈川県鎌倉市
実施日時 / 2021年3月24日㈬
参加者数 / 小学生17人
文:原田 / ソーシャルデザインチーム
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