【組織づくり】放課後の価値、小学生と大人でブレストしました!
放課後はゴールデンタイム
私たちは、「自由」「挑戦」「多様」「仲間」「夢中」「社会」の6つが大切にされる放課後をみんなでつくることで、「放課後はゴールデンタイム」というビジョンを実現したいと考えています。
https://npoafterschool.org/about/mission/
この放課後の6つの価値は、放課後NPOアフタースクールの組織づくりにも反映すべく、研修テーマや人事制度等へも順次取り入れていく予定です。
まずは自分たちがこの価値を体現する存在になりたい、子どもも大人も放課後を楽しむ世の中にしたい、そう願っています。
そのためには小学生の意見も必要不可欠!先日、団体事務局メンバーとアフタースクールの子どもたちとでブレスト会議を開催しました!
参加してくれた小学生は台東区立谷中小学校放課後子供教室(あつまれ谷中っ子)で、「谷中っ子会社」を立ち上げた小学4年生たち。
※谷中っ子会社は、放課後の居場所づくりを自分ごとに捉え、スタッフの仕事のお手伝いを始めたのをきっかけに発展し、みんなが楽しめる場所にするための活動をしている子たちの集まりです。"谷中っ子会社"という集団がどうありたいかも日々模索しながら子どもたち自身で考え、実行しています。(きちんとした定例の会議も行ってます!)
放課後NPOの事務局からは人事、経理、広報、システムなど各担当者が参加し、非常に楽しい会議となりました!
▼放課後の価値ブレスト会議の様子
「6つの価値を大事にしながらみんなが楽しく働ける組織になるには?」をテーマにワークショップ形式で開催!
自己紹介タイムでは、名前と<自分の会社の好きなところ>を紹介。
谷中っ子会社からは「人の役に立てること」「大人と触れ合える」など、放課後NPOからは「子どもの近くで働ける」「お互いを尊重しあっている」「得意なことが違ういろんな人が集まって面白いことができる」などが出ました。
本編ではまず、6つのキーワードに対して「私は」何をイメージするかを出し合いました。
▼印象的だった声
自由:私もみんなも、好きなことができる
挑戦:嫌いなことも勇気を出してやってみる(結果的に楽しいことが多い)
多様:得意なことが違う人のあつまり、自分らしくいられる
夢中:(苦手なことでも)続けているうちに夢中になっていつの間にかできるようになっている
仲間:一人じゃできないことが友達とならできる、落ち込んだときに話ができる
社会:大人と一緒に話ができるところ
続いて、「働くこと」に対するイメージを出し合いました。子どもたちからはネガティブな経験をポジティブへと変えていく方法なども出て非常に興味深い時間でした。
谷中っ子会社は「みんなのために」と立ち上がった集団です。彼らが仕事と呼ぶアクションはいつも周囲の人のことを考えて行っていること。(放課後NPOアフタースクールも!)でも、「やり方を間違えると怒られてしまう」という意見が出ました。みんなのことを思って行動したのに悲しいと。でも失敗しても違うやり方を考えて、次に感謝が生まれるとすごく嬉しいと伝えてくれました。自分たちにとっては"感謝"が対価だとも。
▼周りの大人は楽しそうに働いてる?
谷中っ子「がくさん(谷中小放課後子供教室責任者)たちは子どもとの仕事だから楽しそうにしてるけど、お父さんやお母さんは事務の仕事だから楽しいのかわかんないな」
がくさん「がくさんもみんなといる時間より事務仕事してる時間の方が長いよ!」
谷中っ子「あぁ〜がくさんが子どもだからな(笑)」
"大人が楽しそうに生きているか"
子どもたちは結構見ていますよね。
▼働く時に一番大事にしたいこと
最後は、ここまでの話し合いを経て働く時に大事にしたいことを発表し合いました。
・みんなで1つのことをやり遂げること
・ほっとできること(自分だけじゃなくてみんなで)
・得意なことが違う人の集まりであること
谷中っ子会社との組織づくり会議、記念すべき第一回目はこれにて終了となりました!(谷中っ子の皆様が体育館遊びに行きたすぎて早めにお開きにしました笑)6つのキーワードをどう働き方に入れていけるか、具体的な落とし込みも今後継続して子どもたちとも話しながら検討してまいります。
これからもお互いにより良い組織づくりを目指して連携していきたいと思います!
文:広報 すずきかおり