【感動体験プログラム】世界に1つだけのロボット動画を作ろう!
こんにちは!インターンの天田です。
2020年11月、兵庫県の愛垂児童館・高丸学童コーナー、愛知県の土っ子第一・第二クラブにおいて、オンラインでソニーの感動体験プログラム 「KOOV®でロボット動画作りにチャレンジしよう!」を3回シリーズで実施。約40名の子どもたちが参加しました。
子どもたちは、ロボット・プログラミング学習キットの「KOOV®」でロボットを動かした動画作りに挑戦しました!
▽KOOV®とは??
▽「KOOV®でロボット動画作りにチャレンジしよう!」とは??
本プログラムは、株式会社ソニー・グローバルエデュケーションによる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けている子どもたちや学校、教育関係者への支援として実施されたもので、ソニー株式会社が立ち上げた「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」を活用し行われています。
今回はワークショップ―KOOV編、動画制作編、上映会編の3回―の様子を時系列でお届けいたします!
1日目のKOOV編では、ブロックを使って作品を作り、プログラミングで動かしていきます。初めてさわるKOOVに新鮮な反応をとっていた子どもたち。
困っている子がいるときには、周囲の子が自然にかけよって教えていました。
ブロックもできて、プログラミングも完了。いよいよブロックを動かすときです!
実行ボタンを押すと、「ド〜レ〜ミ〜」の音がなり、作品が動き出します。
子どもたちは目を点にして「おお!!」「うごいた!!」と驚きの声!
最後に「速くしたらどうだろう?」とプログラムをアレンジしては、早速夢中な様子。たくさんKOOVで遊んで、試してね!
2日目は、動画作成編。動画の作り方を学びます。
自分たちでストーリーを考えて、動画の撮影、編集をしました。
まずは、「どこにいく設定にしようか?」と集中してストーリーをチームで話し合い。
「水族館!」「六甲山!」と地域のオリジナリティがでます。
セリフ読みもばっちりで、撮影は終了!子どももKOOVの作品も生き生きしてきます。
編集では、場面転換や効果音をいれて、オリジナル動画の完成!
「動画を自分で撮ったり、ストーリーを考えたりするのが楽しかった!」
動画づくりをマスターしたみんなはいったいどんなロボット動画を作ったのでしょうか?
3日目。いよいよ動画上映会の日です。はじまる前から「今日KOOV?」とワクワクした声で聞く様子が聞こえ、KOOVが日常生活の1部になっていることを感じます。
上映会では、自分の作品が流れると「あっ!わたしがつくったの!」と反応したり、他の拠点の子の作品に「すごい!」と感心したり、どんどん動画に引き込まれていました。
ここで、たくさんの素晴らしい作品の中から3つだけ紹介いたします。
1つ目は、「宇宙のミステリー」という作品。LEDブロックでピカピカ光るUFOが宇宙で見つけたのは、謎の生物というストーリー。KOOVで上手に表現された謎の生物や他の拠点の子からも「LEDの使い方がよい!」という感想もでた本格的なロボット動画でした!
2つ目は、1分強の大作だった「もりあがる会話」という作品です。かもとにわとりが何やら楽しそうにお話しています。あまりの大作ぶりに一同びっくり!
最後は、「樹林の神に会う龍」という作品です。名前もすごいですが、作品はもっとすごい!作品のインパクトから、質問は続出。「後ろの水色のブロックはなんですか?」「渦巻です」「おおー!!」
工夫したところを聞くと「一度動かなくなって、一から作品を作り上げたところ。けどパートナーと役割分担してできた!」と作品を生む苦しみを、仲間と協力して乗り越えたそう。魂のこもった作品でした!
みんな、たくさんの素敵な作品をありがとうございました!
プログラムのあと、3週間KOOVと過ごした感想を聞いてみると、
「試行錯誤しながら、作品をつくることができてよかった!」
「すごく楽しかった!」と、元気よく答えてくれました。
今回、子どもたちは時には失敗しながらも、自分だけの作品、自分だけのストーリーを、めいっぱい表現していました。
このようなコロナという大変な状況下であっても、日々子どもは何かを感じ、自分のものにしていっているのではないかと思います。楽しいことも苦しいことも、自分なりに発信し、世界中の人とつながっていってくれれば嬉しいです。
今回参加してくれた子どもたち、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
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実施場所 /土っ子クラブ(愛知県)愛垂児童館、高丸学童コーナー(兵庫県)
実施日時 / 2020年11月2日、11月4日(Day1)、11月9日、11月11日(Day2)
2020年11月26日(Day3)
参加者数/小学生約40名
文:天田/学生インターン