【放課後STEAMラボ】ブレストワークショップ_放課後を楽しくするアイデアを考えよう!
こんにちは。学生インターンの笹原です。
2020年12月2日(水)、アフタースクール八木(南あわじ市立八木小学校内)にて、放課後STEAMラボ「ブレストワークショップ」を実施しました(協力:株式会社セールスフォース・ドットコム様、株式会社MJI様)。
「STEAM」とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字で、科学やテクノロジーを用いるだけでなく、デザイン的思考も生かして、創造的な課題解決のアプローチを目指そうという考え方です。IT社会を生きていく次世代の子どもたちにとって必要不可欠な分野として、国内外を問わず注目を集めています。
放課後STEAMラボは、放課後にSTEAM教育のプラットフォームとして、子どもたちが自らの「やってみたい」に挑戦したり、納得いくまで探究したりできる場をつくるプロジェクトです。
前回の「謎解きプログラム」から1週間。プログラム開始前から、そわそわと教室をのぞきに来る子どもたちの様子も。みんな、楽しみにしてくれていたようです。
2回目の今回は、放課後を楽しくするアイデアをみんなで考える「ブレストワークショップ」です。
前半は、その準備として、新しいアイデアを考えるときのコツを、ゲームで学んでいきます。コツは、「思いついたらポンポン言うこと」と、「なにかとなにかを組み合わせること」。マンダラチャートを使うこのゲームでは、最後のマンダラに出てきたことばと、最初のマンダラに出てきたことばを組み合わせてみると、新しいアイデアが生まれます。みんなげらげら笑ってしまうような、面白いアイデアがたくさん出てきました!
さて、後半は本題の、放課後を楽しくするアイデア出しです。
「何ができたら、放課後がもっと楽しくなる?」との問いかけのあと、「これに書いて、書けたら貼ってね」と、付箋を渡されると、どんどん書き出す子どもたち。
「ゲームしたい!」「料理をしたい!」というシンプルなアイデアから、「マスクをしない」というコロナ禍の切実な願いも。
「運動場を全部芝にする」「学校で鬼ごっこ」など、スケールの大きなアイデアも出てきました!
さらに『STEAMカード』という、STEAMの様々なツールが書いてあるカードも配り、組み合わせて新しいアイデアがでるか考えていきます。
時間たっぷり、最後までペンを持つ手が止まらない子どもたち。書かれた付箋の枚数は、なんと約100枚!!「もっと時間ほしい!」との声もありました。みんな、放課後にやりたいことがたくさんあるんですね!
最後に、これからどのアイデアを実現させたいか、投票をします。
票が多かったのは、「学校貸し切りで逃走中」と「ゲーム」!他にも、ワクワクするアイデアがたくさんで、どれにしようか迷ってしまうほどでした!
なんでも言っていい、たくさん言っていい、というこの場所で、普段から思っているけれどなかなか言えないこと、普段は考えていなかったけれど考えてみると面白そうなことも、アイデアとして出てきたのではないでしょうか。
次週以降は、今回出てきたアイデアの中から、何をどのように実現できるか、みんなの「助手」と一緒に考えていきます!今回のアイデア出しでワクワクした気持ちを忘れずに、一緒に頑張っていきましょう!
実施場所/アフタースクール八木(南あわじ市立八木小学校内)
実施日時/2020年12月2日
参加人数/6名