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【超アフタースクールの見所!】文科省 岡貴子氏×放課後NPO代表平岩国泰による対談

来たる11月20日(金)、世界こどもの日に開催する「超アフタースクール〜みんなでつくる、放課後の未来〜」
自治体担当者や放課後現場運営者、さらには企業、保護者など様々なステークホルダーと共に"放課後"から子どもの学びや遊びに向き合うオンラインイベントです。

子どもたちの未来のためにできることを私たち一人ひとりが考え、行動していくために本イベントにも多くの方にご協力いただいております。
ぜひご注目いただきたい見所の1つはイベント冒頭に開催するスペシャル対談「これからの放課後を考える」です。

▼対談「これからの放課後を考える」概要
2020年11月20日(金)10:00〜10:50
登壇者:
文部科学省総合教育政策局 地域学習推進課 地域学校共同活動推進室長 岡 貴子氏
放課後NPOアフタースクール代表理事 平岩国泰

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今回登壇いただく文科省の岡さんと当団体代表平岩の放課後の思い出や現代の放課後に向けた想いをご紹介いたします。
ぜひ当日の対談の際に二人のエピソードも思い浮かべながら聞いてくださればと思います◎

岡 貴子さん(文部科学省総合教育政策局 地域学習推進課 地域学校共同活動推進室長)

■小学生時代の放課後の思い出
小学校低学年の頃は、近所のお友達と公園に行ったり、家でおままごとのようなことをして遊んだりしていました。今よりも社会全体が安全だったせいか、子供だけで行く先を決めて好きな事をしていたような気がします。母が専業主婦だったので、学童にはお世話にならず、とても自由に過ごしていました。
今は子供だけで外で遊ばせるのもまだ不安なので、1年生の娘が公園に行くときは送り迎えしています。高学年になると、小学校のミニバスケットボールクラブに所属したので、放課後は毎日、毎日練習でした。練習はきつかったけど、とても楽しくて、時間があればいつもバスケをしていた記憶があります。

■放課後に向ける想い
学校が終わって小1の娘は学童に行き、学童に入れなかった小4の息子は家に帰ってきます。私自身も仕事をしているので、放課後の時間、子供達が楽しく過ごせているといいなと思いながら、傍にいてあげられない後ろめたさもあります。そんな時、娘から学童での楽しかった出来事を聞いたり、息子から友達と楽しく遊んだ事を聞いたりするとほっとします。
放課後も子供達にとってはとても貴重な時間です。様々な体験をしたり、授業では得られない学びを得ることもあります。また、学校のクラスでは関われない友達や異学年の子と関わることもできます。
放課後の活動に携わって下さる地域の方にとっては、子供たちから元気をもらったり、自身の生きがいにもつながることと思います。
放課後の時間が充実することにより、子供にとっても大人にとっても多様な価値を見出すことができる、そんな社会になればと思っています。

平岩国泰(特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクール 代表理事)

■小学生時代の放課後の思い出
家に帰ると文字通りランドセルをバ~ンと投げて、「行ってきます!」だけ言って出かけていました。
行く先は近くの神社か公園。ほぼその2択で、行けば必ず誰かいるので約束もなく出かけていました。「小学生になったら放課後は自分たちでどこ行くか決めていい」というような社会認識だった時代です。
もちろんお金は1円も持っていませんので、何も買えません。遠足の前に「おやつは200円まで」と言われて200円だけもって駄菓子屋に行けた日は黄金の1日でした。50円のお菓子を買うと「ハイ50万円」という駄菓子屋のおばちゃんも日本中に存在したのではないでしょうか。
17時の鐘がなると家に帰る、私の住んでいたエリアには学童保育もなく、親の就労有無にかかわらずみんなで遊んだ時代でした。
野球で打って遠くまで飛ばした日、かくれんぼで鬼が近くを通り胸がドキドキした日、公園で自転車レースをしていたら怒ったおじさんに追われて逃げた日、そんなシーンが今でも瞼の裏にあります。楽しかったな。

■放課後に向ける想い
「放課後を子どもたちの手に取り戻したい」
そんな風に思っています。
現代は放課後の過ごし方にとても制限があり、子どもたちがやりたいことができるのはなかなか難しい環境です。
時計を昭和に戻すことはできませんので、いまこの時代に合わせた放課後を考えることが大事だと思っています。
「自由・挑戦・夢中・多様・社会・仲間」これが放課後の持つ6つの価値です。
私たちはアフタースクールでそれを実現しようとしていますが、それが全てではありません。主役である子どもたち、そして大人たちもみんなで知恵や希望やアイディアを出し合って、未来の放課後をデザインしたいと願っています。
「放課後はゴールデンタイム」ぜひ皆さんと超アフタースクールでご一緒できることを楽しみにしております。

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