【ボッシュ株式会社】「and ボッシュ~ボッシュと試す、キミたちの力。」
こんにちは!学生インターンの鷺谷です。
2020年8月18日(火)、株式会社教育と探求社様とボッシュ株式会社様と協働で、完全オンラインのプログラムである「and ボッシュ~ボッシュと試す、キミたちの力。」を実施しました!
今回のプログラムは、新型コロナウイルス感染症の拡大により、学校行事や部活動の大会の中止など学びの機会が制限されている中高生に対して、校外での活動を通して刺激を受けることで、普段とは違う視点で物事を捉える機会を提供したいという想いから実現したものです。
ドイツを本拠地とする世界トップクラスの自動車機器サプライヤーである、ボッシュ株式会社という企業のもっているリソースを使って、これからの未来を創っていく中高生と新しい企画を一緒に考える機会の創出を目的として行いました。
当日は、中学1年生から高校3年生までの33名の子どもたちが全国から参加しました。午前中はボッシュの先輩社員がバーチャル社内見学をしてくださり、その後は、午後のプレゼンテーションに向けて、グループでアイディアを出し合い、グループごとに自作のスライドを使って考えた企画をプレゼンテーションしました。
最も子どもたちの目が輝いたのは、バーチャル社内見学の場面!
オフィス内に卓球台があったり、バーカウンターがあったりと開放的でオシャレなオフィスに子どもたちも興味津々でした。
「社内パーティーがあったりしますか?」
「オフィスには色々なものがあるんですね!すごい楽しそうです!」
オシャレなオフィスで働く姿を想像している様子でした!
社員の方のお話、オフィス見学を経ての質問タイムでは
「やはり社員にはいろいろな国の方がいるのですか?」
「この仕事での新しい発見は何ですか?」
質問タイムは多くの質問で盛り上がり、当初の予定時間を過ぎても質問が止まりませんでした。
ボッシュのリソースを使って、自分たちらしい企画は何かと話し合います。
モーターの利用を考えているうちに、
「魔法瓶を越えた、中身をあっためるタンブラーっていうのはどう?」
「コースターにあっためる機能つけたら、もっと手軽にできそう!」
「コンセントじゃなくて、充電機能があったら便利だよね!」
様々なアイディアがとめどなく思い浮かびます。
ファーストステージで高評価を得たグループは、セカンドステージに進み、参加者全員の前でプレゼンテーションをしました。
「自転車以上自動車未満」
「自動車のオンライン博物館」
「機能的なスマホスタンド」
など、同じ題材でもグループによって全く違うアイディアが次々と発表され、発表の資料についても、根拠となるデータを持ってきたり、イメージ画像を挿入したりとグループの色が現れているものでした。
他の人の発表時には、画面に顔を近づけて聴き入る様子や、頷く姿が印象的でした。自分たちのグループとは、また違った切り口のアイディアを聞き、同じ中高生の発表から刺激を受けたのではないかと思います。
学年も学校もバックグラウンドも全く違った子ども達が、「このプログラムに興味がある!」と時間を割いて参加してくれました。
オンラインでの開催で、直接顔を合わせることはできませんでしたが、子ども達にとって発見の多い有意義な夏休みの1日になったのではないかと思います。
全国から参加してくれた子どもたち、主催してくださった株式会社教育と探求社様、協賛してくださったボッシュ株式会社様、そして後援してくださった渋谷区様・渋谷区教育委員会様ありがとうございました。
主催:株式会社教育と探求社様、放課後NPOアフタスクール
協賛:ボッシュ株式会社様
後援:渋谷区様・渋谷区教育委員会様
- 実施日時/8月18日
- 参加者数/中高生33人
当団体との協働を検討していただける企業・団体様は下記サイトよりお問い合わせください。
https://npoafterschool.org/social-design/
文:鷺谷友恵/学生インターン