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【感動体験プログラム】8/21、29動きをイメージしながら何度もチャレンジ!オリジナルアニメワークショップ

企業協働

8月21日(水)と29日(木)の2日間、千葉県松戸市にて、感動体験プログラム「オリジナルアニメワークショップ」を実施しました。このプログラムには小学3から5年生の20名の子どもたちが参加してくれました。

ソニーの「感動体験プログラム」は、国内における子どもの教育格差縮小に向けた取り組みとして始まり、ソニーグループの技術やコンテンツを活かして、子どもたちの創造性や好奇心を育むプログラムです。今年度から本格的に始まり、年間で25団体に届けています。

今回は、「おじゃる丸」、「チコちゃんに叱られる!」などのテレビアニメやCMのアニメなど、たくさんのアニメーションづくりにかかわっていらっしゃるアニメーション監督の遊佐かずしげ先生をお招きしました。2回のワークショップを通じて「アニメーションの基礎」を学び、最後はオリジナルのアニメーションを完成させるプログラムです。

早速ワークショップ開始!まず始めに、描いた絵が動いて見えるにはどのような工夫が必要かを教えていただきながら、基礎編として“いもむし”と“鳥”の絵を練習。「本物がどのように動いているのかをよーく観察して、特徴を捉えることが大切」と教えてもらいました。

鳥の絵を描くときは羽の動きを実践!!全員で鳥の羽の動かし方を何度も何度もやってみます。

「え?このときは先が少し上がっているのかな?」

「羽が真っ直ぐじゃなくて、少し曲がっているんじゃない?」

と、だんだん特徴を捉えることができるようになってきました。動きをイメージできても、実際に描いてみると羽の向きや、角度が難しい…でも、みんな一生懸命描きました。

タブレットで絵を撮影して、実際に見てみると本当に動いているように見えます!

目がパチパチしていたり、クチバシがパクパクしていたり、尾っぽが上下に動いていたり…みんなの工夫をたくさん見ることができました。

基礎的な練習の後は、自分が描きたいループアニメーションに挑戦!

フラフープをする宇宙人や、顔が360°回る絵、イルカがジャンプをして輪っかをくぐる絵、何度も逆立ちに挑戦する子どもの絵…

十人十色というように、20人それぞれの個性が表れた面白い作品が生み出されていきます。

「1枚目と2枚目の間に絵を付け足すともっとスムーズに流れるように見えるよ、描いてみて!」と、遊佐先生が、子どもたちが4枚ほど描いたところでアドバイスをくださいます。

子どもたちのできあがった作品は、撮影をして最後に試写会です。

「わ~すごい!これ描いたの誰?」とみんな、顔を見合わせながら、照れて嬉しそう!

将来アニメーターになりたいと話していた子はプログラム終了後もずっと絵を描き続けていました。

プログラムが終わると子どもたちが遊佐先生を囲んでいました。

2日目もずっと名残惜しそうに、色々と質問をしています。「次はいつ、テレビ放送があるの?」「タップと、トレース台はどこで買えますか??」など、みんな遊佐先生が描いたアニメに興味津々!自分でも描き続けたいと思ったようでした。

参加してくれた子どもたちの笑顔がとても印象的な一日でした。

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