【放課後STEAMラボ】<MESHとKOOVで工作!オリジナル動物園を作ろう>第2回動物を観察しよう!@上野動物園
こんにちは!学生インターンの勝俣です!
5月から開始している「【放課後STEAMラボ】MESHとKOOVを使って、オリジナル動物園をつくろう!」プロジェクト。今回は、第2回目ワークショップ「動物を観察しよう!」です。
忍岡小学校放課後子供教室の子どもたちとデジタル動物園を自分たちで作るために、どのような動物がいてどのような鳴き声でどんな様子で生活しているのかを探るために、実際に上野動物園に行ってきました!今日はその様子をご紹介します!
今回参加してくれたのは忍岡小学校の27名の子ども達です。
(*「放課後STEAMラボ」とは、子どもたちが、放課後の時間に自由にデジタルツールに触れながら、「好き!」「やりたい!」を探求する場です。今回の舞台となる忍岡小学校放課後子供教室では、ソニー株式会社様とご一緒して、5月から7月までのプロジェクトを開催。上野動物園に行って動物を観察した後は、ソニーのプログラミングキット「MESHTM(メッシュ)」やロボット・プログラミング学習キット「KOOV®(クーブ)」を使って、オリジナルのデジタル動物園を作ります。前回の様子はこちらからご覧ください。)
学校を出る前、あちらこちらから今日は動物園行く~!という元気で楽しそうな声が行き交っていました。
いざ、出発〜!!
まずは班ごとに見たい動物が何か、コースをどうするか相談です。「ホッキョクグマだけは絶対見たい!!」、「ゾウの観察がしたい〜」、「トラとライオンは見にいこうよ!」などなど、行きたいところがとてもたくさんある様子でした。
いよいよ動物観察スタート!
こちらはゴリラ観察です。「ほら!あそこにいるよ!」「え!どこどこ?」とすかさずタブレットをかざして写真を撮影します。仲良しなゴリラの家族を見てとっても嬉しそう。狙った写真が撮れた時には、「見て見て!こっち向いているから写真撮れた!」と、まずは写真撮影に夢中です。
アザラシの観察では、鳴き声を録音することに大成功!「鳴き声が録音できたー!」「聞いてみようよ!」と嬉しさのあまり、何度も何度も聞き返していました。写真もベストショットを撮るべく何度も何度もパシャパシャ。「これ見て!すんごいカッコイイのが撮れた!」「アザラシで工作しようかなー」と撮りながらイメージを深めている様子でした。
タンチョウの観察でもベストショットを取るためにタブレットを駆使して奮闘中!「私はこっちから撮るから、あなたはあっちから撮って!」とチームで離れたり近づいたりと、お互い違う場所から撮っていました。正面を向いている写真を撮ることができて、「こっち向いている写真が撮れた!」ととっても嬉しそうです。
ホッキョクグマのエリアでは、目の前に現れたホッキョクグマの姿に大歓声!「すごーい!大きいね!」人気者の姿をバッチリ収めることができましたね。すぐに観察ノートにメモします。
たくさんの動物を見て、最後に登場したのはキリンです!「背が高い〜」「首が長すぎる!」と最初は興奮しながらも暫くすると、黙々と写生をしている様子が見られました。
動物の観察の合間にも実際に作ってみたい動物をピックアップして、絵・様子・どのような材料で作ってみたいかを書き込んでいきます。じっくり観察することで、今まで知らなかった新しい発見をすることもできていましたね。
楽しかった動物園から小学校へ帰ってきて、さっそく次の作業です。観察してきた動物をどのような材料で作ってどのような動きをするのか詳しく考えます。「体は段ボールを使って、鼻はストローが良いな。」「MESHはLEDタグで目が光るのが良い」とアイデアが次々に出てきます。
また、「僕はKOOVを使って動物を作るんだ」と言う子どもも。その男の子は、放課後の時間にKOOVで動く船のロボットを組み立てて、ロボット作りの楽しさを体験していました。ひょっとすると、MESHとKOOVを組み合わせた作品もできるかもしれませんね。
今日の動物観察ワークショップでは子どもたちが、これからやることを見据えてどうしたら良いのかを考えながら楽しんでいることが伝わってきました。これからの動物園作りに向けて、「はやく作りたい!」「いいこと思いついた!」と気合・アイデア共に十分な様子の子どもたち。学びと創造性を生かした素敵な動物園が作れそうですね!
今回参加してくださった忍岡小学校の子どもたち、スタッフの方々、そしてソニー株式会社の皆様、本当にありがとうございました!