【被災地支援】復興アントレプレナー2018-2019 in 大槌 3rd-4th
こんにちは!
インターンの井上です。
2月17日に岩手県で開催された「復興アントレプレナー2018-2019 in 大槌編 3rd-4th」の活動報告をいたします。
このプログラムは、東日本大震災をきっかけに。被災した中高生の力になりたいという思いで2013年から始まったプログラムです。バークレイズ証券様の全面的なご支援のもと、被災した中高生が自ら仕入れ・販売を通して企業体験をするプログラムで今年で6年目となりました。
それでは、当日の様子を紹介していきます。
まずは、前回学んだ「起業について学ぶ」「小売店について学ぶ」の2点を復習!!
「"90%"何の数字か覚えていますか?」という問いに対して、高校生はすぐに「設立して3年以内に倒産する会社の割合」と答えてくれました。さすが高校生!!しっかりと前回の内容を覚えていましたね。
前回の復習も終わったところで、本題である「出店について」「売り場について学ぶ」「接客について考える」の3点を学びます。
まずは「出店について」です。
今回出店させていただくのが6店舗。水産加工・手芸・木工クラフトなどお店の中から1つやってみたいことを選びます。今日会場の外で出店していたので、実際に見に行くことにしました。お店で売っている商品を見たり、店主の人からお話を聞いたり、高校生がどのお店と一緒に出店したいかが明確になりました。
お店を見たところで、出店するお店を決めていきます。出店するお店の取り合いが始まるのかと思いきや、高校生がやりたいお店が被ることなく、すんなり決定!!
出店するお店が決まったとことで各チームの強みや目標を決めることに。
各チームでしっかりと議論して、各チームそれぞれの目標が決定!!
次に「売り場について学ぶ」です。
ここでは、3つのポイント「看板・POP・陳列」について学びます。去年の売り場を写真で見ることで出店するお店のイメージを膨らみました。またPOPを作るときの注意事項をクイズ形式やどのようなPOPをつくるとお客さんが目を引いてくれるのかなどを学びました。
最後のポイントである接客について考えます。
まずは、接客でよく使う用語を唱和することに!
「いらっしゃいませ」
「少々お待ちください」
「ありがとうございます」など
みんなしっかりと声が出ていて、当日は接客はバッチリ!!
次に2~3人で接客の模擬練習です。
ペンや飲み物を使って接客の練習をする高校生。
また「有楽町駅には外国人が多いよ」と教えてもらった高校生たちは英語でも接客ができるように練習しました。
最後には、「お客さんに買い物を通してどういう気持ちになってほしいのか」や「接客をする上で気を付けること」、「お客さんから質問されそうなこと」などを考えます。
「お客さんから質問されそうなこと」で高校生は、
「この商品とこの商品の違いは何ですか」や「大槌ってどんなところですか」などの質問されそうなことをピックアップして、お客さんに答えられるように当日までの宿題に。
以上で「復興アントレプレナー2018-2019 in 大槌編 3rd-4th」は終了です。
まだまだマルシェ出店の実感が湧いていない高校生もこれから準備していくことで、より小売店の起業を行っている実感やマルシェ出店という実感が湧くことになるしょう。
今回お越しくださった江良様をはじめとするバークレイズ証券様、おらが大槌夢広場の皆様、参加してくれた高校生のみんな、本当にありがとうございました。
3月21日12時~19時、3月22日11時~18時にJR有楽町駅前広場(有楽町イトシア前)にて行われる大槌復興マルシェにて、商店の皆様と販売いたします。
高校生販売時間:3月21日12時~16時、3月22日11時~14時
皆様のご来場、お待ちしております。