【文化】歴史と文化を楽しく学ぶ「日本橋サマースクール」8/23前半
こんにちは!学生インターンの天田です。
みなさんは、小学生の夏休みといえばどんな思い出がありますか?
放課後NPOアフタースクールでは毎年、三井不動産さんと日本橋を舞台に、日本の文化や非日常を体験するアフタースクールを開催しています。
今年の夏休みは、日本橋サマースクールを22日、23日の2日間にわたって、開校しました。
今回は、その2日目の様子をお届けしたいと思います。
まず、朝は8時半からスタートです!
2日目ということで、顔なじみの子も多く、最初から元気よく遊びはじめる子どもたちの姿がみられました。
2日目から参加する子も、みんなと一緒にゲームをしたりする中で、仲良くなっていきます。日本橋アフタースクールの醍醐味の一つはは、初めて会う子と短い中でも、仲を深め、新しい人間関係の中で思い出を作っていくところにあると思います。
朝の会では、伝言ゲーム自己紹介をしました。
これは、自分の順番までの人の名前を次の人に伝えるというものです。
何度も練習し、本番では忘れてしまって他の子がヒントをだしたりして、伝言は一つもずれることなく成功!みんな、すっかり他の子の名前を覚えていました。
名前を覚えたら、次は最初のプログラムを受けに外へお出かけ!
向かった先は、小津和紙様。ここで和紙について学びます。
まずは、手漉き和紙づくり体験。
エプロンをして、なにやら白い液体のはいった桶のまわりに集まりました。
これから何がはじまるのかと真剣な面持ち。
最初に先生が見本をみせてくれました。
白い液体を木の板で30回くらいすくいます。
そうすると、白い液体がなにやら紙のようなものに!
「えっ!」とびっくりする声があがります。
次に、形になってきた和紙を平たく押し固めます。
そのあとは、強力な扇風機と、
あったかい板で、乾かして、完成です!
できあがった和紙にみんな興奮して「すごい!」「本当にできている!」と工房はワクワクした空気で満ちていました。
次にみんなが作る番です!
すくって…
「べたべたする!」と和紙の元の感覚に思わず笑顔。
固めて…
乾かして…
少し重い機械も一生懸命に押してます。
温めて…
「まだかなー!」とみんな和紙ができるのが待ち遠しい様子。
そして、完成です!
最後にスタンプを押します。
「和紙ってこんな風にできるんだ」と出来上がった和紙をもちながら、口々にする子どもの姿が印象的でした。
次に、和紙をつかったハガキアートの時間です!
まず、和紙に貼るデコレーションを選びます。
ちり紙、花紙、いろんなフレーク。
選んだものを思い思い和紙に貼り付けていきます。
先生からは「誰にあてて送るか考えながら作っていくとよいよ」とアドバイスが。
とても集中して、丁寧に作業していました。
デザインができたら、メッセージを書いていきます。
お母さん、お友達、いとこなど大事な相手にあてて、日頃の感謝を込めたメッセージを文字にします。
「和紙って描きやすいなー!」という発見もありました!
最後に、みんなで和紙について教えてくれた先生方にお礼をしました。
その掛け声も子どもたち自らがやります。
「せーのっ」「ありがとうございました!」
和紙を実際に作り、さらに和紙を使ってメッセージカードを書いた事で、より和紙という文化を身近なものに感じることができました。