【感動体験プログラム】10/16「光+科学のエンタテインメント ソニーの科学館がやってくる!」@文京区立汐見小学校アフタースクール
こんにちは!インターンの鈴木優花です。
2018 年 10月 16日(火)、汐見アフタースクールにて、ソニー様をお招きし、感動体験プログラム「光+科学のエンタテインメント ソニーの科学館がやってくる!」を実施、
43名もの子どもたちが参加してくれました。なんと!宇宙の惑星からスペシャルゲストがやってきてくれた模様・・・!
テーマはサイエンスバトル!料理の星から来たクッキンと光の星から来た閃光丸のバトルが始まります。
バトルと聞いて子どもたちも大興奮!
サイエンスバトラーが登場するとさらに大興奮!
先攻はクッキンです!
クッキンがポップコーン豆の入った鍋を「ホップステップポップコーン!」と振ると・・・
火にかけていないのに弾けたポップコーンがたくさん!
「えー、なんで?!」「うそー!」と、子どもたちもびっくり! 思わず立ち上がって見入っています。
どうして起きたのでしょうか?!「比重」つまり「同じ大きさにして比べたときの重さ」が関係しているそう。
始めに出来上がりの弾けたポップコーンを下に、豆の状態のポップコーンを上にして鍋に入れて置き、それを振ると、「比重」の大きい豆が下に、「比重」の小さい弾けたポップコーンが上にいくのです。「なるほど!」、と子どもたちも集中してクッキンの話に聞き入っています。
身の回りで同じ原理のものは何でしょうか? そう、ドレッシングです!。
みんなの家にあるドレッシングもしばらく置いておくとこのように油分が上にきていて分離していることありますよね。これの正体は「比重」ということが分かりました。
では次に、後攻、閃光丸の番です。閃光丸は何やら「秘伝の書」を見せてくれるよう・・・
ですが、あれ!?閃光丸が取り出したのはただの白い紙。何も書かれていません。
「秘伝の書に何が書いてあるが分かる者はいるか?」閃光丸が聞くと、子どもたちは「見える!」とはりきって手を挙げます。え?ほんと??何も書かれていないはずですが…。
「では、何が書いてあるか?」と聞かれると、「うーん・・・。」困った様子。さてはて真っ白の紙「秘伝の書」にブラックライトを当てると・・・
文字が浮かび上がってきました!子どもたちは一斉に「おー!!!」と表情が変わります。 「波である」とみんなで読み上げてくれました。
さて、その正体は…?「蛍光増白剤」なんです。
光と物質の関係を知ることができました。しかし、閃光丸はこれだけではクッキンには勝てないと、次に取り出したのは・・・
5種類の液体、「オレンジティー」「スポーツドリンク」「グレープジュース」「栄養ドリンク」「汐見小学校の水」です。さて、この中でブラックライトを当てたときに光るのはどれでしょう!?
ヒントは先ほどの「秘伝の書」。正解は、、、「栄養ドリンク」です! 正解した子どもたちは大喜び!
さて、これにてクッキンと閃光丸の勝負は終了。勝敗は子どもたちの拍手の大きさで決めます。
勝者は・・・閃光丸!!
今回の勝負は閃光丸の勝利にて終わりました。勝った閃光丸からはもう一つワザが披露されます。
子どもたちには特別なメガネが配られ、何が始まるのかワクワクしている様子。そのメガネをかけてプリズムソードと呼ばれる剣の光を見ると・・・
綺麗な光が見えて、「わー、きれい!」「見える見える!きれい!」と、子どもたちの声が教室に響きます。
同じようにメガネをかけて蛍光灯を見ると・・・
なんと虹が見えました!「赤・黄色・青が見える!」「緑と紫も見えるよ!」子どもたちは見える色を口々に教えてくれます。光は色によって屈折する角度が違うため、いろんな色に見えるそう。
素敵な光が見えるこのメガネ、持って帰りたいところですが、これは惑星のものなので持って帰れません。「えー。欲しい!」という子どもたちの声に応えて…!
メガネと同じ役割を持つ「きらきらスコープ」を作りましょう!「やった!」と早々に席について、身を乗り出して準備万端です。
子どもたちは黙々と作業を進めます。二つの紙コップを繋げ、四角い穴のある方に「分光シート」と呼ばれるシートを貼り、反対側に好きな模様で穴をあけます。
「穴をあける」が、子どもたちの創造力が膨らむところ。夢中になっていろいろな形を創り出しています。
そして、穴をあけた方を光に向けて、分光シートを貼った四角から覗くと・・・
さっきメガネで見たようなきれいな光が見えます!見える光は穴の数によって変わっていきます。
好きな量に調節して、最後はオリジナルスコープになるよう、シールやペンでアレンジします。
工作タイムではオリジナルのきらきらスコープを作成して、改めて光やその色の成り立ちを学ぶことができました!
最後に閃光丸から、「光の3原色」について説明をしてくれました。光は「赤」「緑」「青」の3色の組み合わせによって色が変わります。何色と何色を足すと何色ができるのか。「茶色!」「黄色!」「紫!」「水色!」「白!」と、先生の質問に答えていく子どもたち。光にとても詳しくなれたのではないでしょうか。
元気いっぱいで積極的にプログラムに参加してくれた汐見アフタースクールの子どもたち、ステキなプログラムを運んでくださった ソニー様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました!