今回は 32 名の子どもたちが参加してくれました。
徐々に子どもたちが集まり始めると、プログラム開始前から、「これ何に使うの?」「今日これ作るの?」など置 いてある道具に興味しんしんです!

プログラムが始まると、あっという間に先生の話に引き込まれて行く子どもたち。

まずは先生から「音ってなんだと思う?」と質問が。
そう、「声」も音のひとつですね。なんでも伝説によると、昔々、お城の壁をなんと「音」が壊したらしいのです。
子どもたちも、「信じられない!」「ありえない!」と口々に言います。
伝説が本当かどうか確かめる前に、まず音の正体について学びましょう!
実は音は、空気がふるえてそれが耳に届くことで聞こえているのですね。

伝説で壁を壊したのは、ある楽器の音だそう。
では何の楽器の音が壊したのでしょうか。

太鼓に 12 人、トランペットに 6 人、ヴァイオリンに 5 人手を挙げていました。
太鼓が一番人気ですね。
「太鼓の音は一番大きいから、壊れやすいと思う」との意見。確かに!
さて、その答えを見つけるために、音が一番遠くまで届くのはどの楽器か、実験してみます。

その答えは…。プログラムに参加してのお楽しみ!
ヒントは楽器の形にあります。音の振動を遠くまで伝えるためには、形が大切なのですね。

映像の合間に、楽しい実験がたくさん入ります。

上に装置をかざして音を鳴らすと、白い球が弾けるように飛び上がります。
音の正体である振動を目で見ることができて、みんな「こういうことだったのか~」「音が球を動かすんだ!」 と、理解がどんどん深まっています。
次は、「球に向かって声を出してみよう!」。
しかし白い球はびくともしません。
今度はメガホンを使って先生が 1 人で声を発してみます。

するとなんと‼白い球が跳ねたのです‼
メガホンの形に注目して考えてみましょう。
次は、みんなで曲を演奏します。
「ただし、落とす順番とタイミングがとっても大切!」ということで、先生の指揮に合わせて落とすことに。


子どもたちは先生の合図を真剣な表情で待ち、順番に落としていきます。
どんな曲かは、皆さんもプログラムに参加して当ててみてください!
最後はみんな大好き工作!エコーマイクを作ります。

クルクルのバネを紙コップの底につけて声を出すと…。
バネが振動しました!また音の正体が目に見えた!

低学年の子たちの中にはなかなかうまくいかない子もいます。

そしてだんだんと形になり…。
完成した子から自分だけのエコーマイクになるよう絵を描いていきます。

できた子は音が響くかどうか、「わー!」「おー!」「キャー!」など、楽しそうにいろんな声を出して試します。
これからは、いろんな音を聞くごとにまたいろんな発見ができそうですね。

好奇心旺盛で元気いっぱいな上板橋第四小学校あいキッズの子どもたち、ステキなプログラムを運んでくださっ た ソニー様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました!