【表現】スタイリストプログラム第2回
本日は世田谷区教育委員会が主催する、
区立小中学校の児童・生徒を対象とした
才能の芽を育てる体験学習に参加して参りました。
第一線で活躍なさっているスタイリストさんをお招きした
「スタイリスト プログラム!」
プログラムは2週に分けて行われ、本日はその第2回目となります。
震災で日にちをずらして行われた今回のワークショップ。
少人数ながら、一生懸命取り組みました。
まずは、スタイリストさんのお仕事、タグ書き・底ばり・アイロンがけ・着替えを体験。
タグ書き→服についているタグをメモします。スタイリストさんは通常洋服を借りているそうで、このタグがなくなると買い取らなければいけなくなってしまいます。どの服にどのタグがついていたかがわかるよう、メモするポイントを聞きました。
底ばり→モデルさんがはく靴の裏に、ガムテープをはります。
これは、借りている靴を汚さないよう、また撮影のときは白いシートをひいているのでそれを汚さないようにする役割があります。
靴を、傷つけないようにハサミで切ります。何足か底ばりして、みんな慣れてきました。とっても性格のでるこの作業。プチ性格診断(!?)も秘かに行いました。
アイロンがけ→スチームアイロンを使います。
わざとシワを残したりするそうです。そのシワにも、ふわっとしたシワ、きちっとしたシワなどがありアイロンがけも、スタイリングの一部なんですね。
みんな着た姿をイメージしてアイロンがけをしています。
着替え→モデルさんが着る順番に洋服を渡します。
着やすいように手渡し方も考えました。
いよいよモデルさんの撮影を見学。
私事ですが、高校生の時にみていた雑誌の憧れのモデルさんの登場!足細っ(゚0゚)顔小さいっ∑(゚∇゚|||) 感動しました。
ついつい私もモデルさんばかりみてしまいましたが・・・撮影している時に、周りの人はどんなことをしているのかみるのが大切!と先生にアドバイスを頂きました。
先生は、カメラマンさんと同じ視線で、モデルさんの服をチェックしていました。
何枚か撮影したらパソコンでチェックします。
実際に前回考えた服の組み合わせの中から2点先生が選び、実際にモデルさんにきてもらいます。
こんな服です。ヘアメイクさんとモデルさんにみせます。
どんなイメージにするか話し合います。
もちろん、カメラマンさんにもみせて、説明しました。
撮影時に、モデルさんに靴を履く手伝いをします。
これは、洋服によっては、かがめない場合もあるからだそうです。
モデルさんが羽織っているショールも、待ち時間等ができるとさっと渡すのもお仕事の一つです。
最後に先生は、本日プログラムに参加していただいたスタッフさんたちは「夢をかなえるために頑張ればなんだってできる」と信じている集団だとおっしゃっていた事が、とても心に残りました!
今月11日には大震災が起こり、現在も世の中は大変な時期が続いております。
そんななかで今自分たちにできること、それは「都内の子どもたちに夢や希望を与えるプログラムを創り、そして提供し続けること」だと考えています。
本日素敵なプログラムを創ってくださった先生方からの言葉にあったように、
「夢を持つこと、そしてそれを追い続けること」
そのきっかけを少しでも多く創ることができたら、と考えております。
今自分たちに出来ることを見つめ、
それを一生懸命継続していきます!
この想いが少しでも皆さんに届きますように!