【スポーツ】リングビーで遊ぼう!!
2011.01.26
みなさんこんにちは。
寒い日が続いておりますが、風邪などひかれていないでしょうか?
今日は3号から新しいプログラムのご紹介です。
「フリスビー!」「タンバリン!」「電車のギア!」「ライオンのたてがみ…!」
子どもたちからはこんな声が。
3号はミスタードーナツのポンデリング、
あるいは昔を彷彿させるシャンプーハットを思い出したのですが…
こちらは「リングビー」という子供から大人まで安全に楽しめる
新しい発想のフライングディスクです。
本日の先生はリングビーをつくっている会社の
かわなみ先生とげんま先生のお2人です。
まずはリングビーを初めてみた子どもちたちに簡単な説明がありました。
まわりは丸ではなく、デコボコしていて、リングの真ん中は穴があいています。
フリスビーは堅くて当たると少し痛いですが、リングビーはやわらかいです。
穴が開いていることにより、キャッチしたり
当たった時に衝撃を吸収するので痛くありません。
また、リング状のためキャッチしやすく、
真ん中の穴に手を通して取ることもできます。
お皿型のデザインではないので、なんと投げ方も自由!
横からはもちろん、斜め・上・下から投げてもまっすぐに飛んでいきます。
不思議ですね~。
先生たちの見本を見た後、
さっそく2人1組でキャッチリングビーに挑戦です。
横や縦、斜め等色々な方向から投げて、
まわりをつかんだり、真ん中の穴に手を入れてキャッチします。
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まわりのデコボコに指をひっかけるようにして持ちます。
そして上から投げる時は回転を付けてボールのように振りかざして投げます!
野球経験者ならお手の物でしょうか?
![]()
キャッチもお手のもの。
穴があいているので片手でも簡単にとることができます。
決まった投げ方がないので、子どもたちは
上から下から横から…と各自好きなフォームで投げていました。
ある程度投げられるようになったところで、遠投ゲームに挑戦です。
皆でリングビーを1つずつ持ち、横一列に並んで
誰が一番遠くまで投げられるかを競います。
リングビーが到達した位置で競うので転がしてもOKです。
落ちた後に転がるもの特徴の1つかもしれませんね。
高学年と低学年に分かれて2回ずつ投げましたが、
高学年チームは女の子がトップになりました。
小学校の体力測定ではボールを投げる力が低下傾向にあるようで、
これは鍛える練習にちょうど良いですね。
続いてスローランゲームに挑戦です。
2チームに分かれて攻守交替制で行います。
攻撃チームは所定の位置からリングビーを投げ、
投げると同時に近くに置いてある2つのカラーコーンの間を
アウトになるまでできるだけ早くタッチしながら往復します。
守備チームは3人1組になり、投げられたリングビーを
できるだけ早く拾い、3人でパスを回して守備用コーンまで
リングビーを運びます。
ただし、リングビーを持って走ってはいけません。
パスでつなぐのがルールです。
守備チームの誰か1人がリングビーを持って
守備用コーンにタッチした時点で攻撃側はアウトになります。
アウトになるまでにコーンにタッチした回数が攻撃チームの得点になります。
チームの攻撃の合計得点で勝敗を決めます。
文章だと少々難しいですが…
守備チームが拾っている間にカラーコーンを往復!
往復するごとに1点…2点と数えます!
一方守備チームは![]()
このように3人で連携してリングビーを運びます。
攻撃側はカラーコーンを往復して高得点ゲットに必死になり、
守備側は連携して攻撃側を早くアウトにすることに必死になり、
これはかなり燃えます!!
ちなみカラーコーンの往復は7回が最高でした!
ありそうでなかった新しいゲームで子どもたちも夢中でした。
このゲームの良いところは、守備側がどんなに早くパスを回したとしても、
攻撃側が1点も取れないという事はないので、投げる力が弱い子でも
チームに貢献できるところです。
また、守備チームは3人1組で、必ず1回はリングビーに触れるので
守備チームになってもみんながゲームに参加することができます。
低学年と高学年が一緒に行っても大きな差が出ることもありません。
最近の子どもたちは、新しいことへの挑戦に尻込みする傾向があるようです。
今日も、始める前までは10数人だった参加者も、
気が付けば30人以上になっていました。
知らないスポーツを楽しそうにやっているのを見て
参加したくなったようです。
このように、やる前はまったく興味がないことも
やってみると意外と面白い!と好反応を示すことが多いようで、
そのきっかけをつくってあげるのが大人の役割なのだな、
と改めて実感しました。
このリングビーも、ボール遊びはダメ、バットもダメ、
ダメダメだらけの最近の公園で楽しく遊べる道具はないだろうか?
ということがきっかけでつくられたそうです。
「放課後」という時間を使い、
自由な発想で新しいことにどんどん挑戦して欲しいです。
次回をお楽しみに ^^