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【農大稲花アフタースクール】子どもたちの手で「縁日」がパワーアップ!

こんにちは、農大稲花アフタースクールです!

開校5年目を迎える農大稲花アフタースクールでは、初年度から行っている縁日が毎年パワーアップしています!縁日とは、子どもたちが「ヨーヨー釣り」や「射的」など、出店を企画し準備から当日の運営までを行って、手作りの夏祭りを楽しむ夏の一大イベントです。

今年は3つの新しいことに挑戦しました。

①保護者や講師の参加
コロナ禍も明け、今年から保護者の方やプログラム講師の方にも縁日に参加していただきました!

大人がいると子どもたちのやる気も一層高まり、嬉しそうな顔がとても印象的でした。保護者迎える受付も子どもたちがやってくれたのですが、大人顔負けで完璧に案内をしていました!

また、先生方などにも普段見られない子どもたちの姿を見てもらえた良い機会だったのではないかと思います。

②2日間の実施
今年は参加者が多くなることを想定し、2日間での実施としました。2日やる分、景品の数の管理やシフトの管理など、気にすることも2倍です。

しかし、子どもたちはそんな挑戦も次へのバネにしてしまいます。

「一日目は思っていたよりも忙しくてあまり自分たちが回れなかったから、前半は少しお店を閉じることにしよう。」
「これが足りなかったから、これを作っておこう。」
「もっとお店のシフトを平等になるように変えよう。」

などなど、子どもたちのスピード感ある対応力と柔軟さに驚かされました。

③スペシャルステージ
今年から歌やダンスなど得意なことを発表する「スペシャルステージ」を実施しました!歌を練習していた一人の子からの、「発表の場所がほしい!」というリクエストの声から生まれたものです。

夏休み中、練習する部屋がほしいと大人に交渉し、一日中練習している子もいるほどの熱量でした。

当日はどの子も堂々と練習の成果を発揮し、縁日を一気に盛り上げてくれました。

見ている子どもたちも、手拍子をしたり、真剣に友達の発表を見たりしていて、みんなで楽しむ雰囲気があり、とっても素敵なステージになりました!

子どもたちが自分たちの手でこれをしたい、あれをしたいとゼロからつくる縁日。

お店のメンバーと衝突する場面もたくさんありましたが、「自分はこうしたい」と言葉で伝える、「これはどう?」と人に提案する、納得できないことはしっかりと話し合う、などいろんなやりとりを経験してコミュニケーション力をぐんぐん伸ばしていました。

縁日を通してみんなと何かを進める難しさを実感し、それと同時にみんなで一緒にやりきれた!という達成感を味わったのではないかと思います。

そして、「来年はもっとこうしたい!」「私もお店出してみたい!」などすでに次回へ向けた前向きな声も集まっています。

今後の発展がますます楽しみです!

文・農大稲花アフタースクール/森

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