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Blog活動ブログ

【農大稲花アフタースクール】つながり合う放課後~留学生と一緒に多文化に触れる~

こんにちは!今春に開校5年目を迎えようとしている農大稲花アフタースクールです。

4年目の本年度は、アフタースクールの活動が学校外へも広がっていった1年でした。

学校近隣の農大通り商店街にあるお店への取材、大きな公園や大型施設のお出かけプログラム、定期プログラム(サッカー)の対外試合、農大の施設や多摩川への虫とりなどにも行きました。




来年度はさらにその活動の幅を広げて、子どもたちが学校外で様々なヒトやコトに触れて、社会から学びや刺激を受け取れる環境をつくっていきたいと思っています。

農大稲花アフタースクールの強みの一つは、農大付属の環境や関係性を活かせること。中学校や高校、大学が小学校のすぐ横にあり、コラボレーションできることがたくさんあります。

これまで、農大サッカー部の監督や部員の方々が「サッカープログラム」の講師やサブコーチとして携わってくださったり、定期プログラムの「フェンシング」も、大学のフェンシング名誉顧問の先生が講師をしてくださっています。また、「生物探求」という定期プログラムの講師は、中学校の生物の先生です。

前置きが長くなりましたが…。
今回ご紹介するのは、”東京農業大学グローバル連携センター”との協業プログラム「アフタースクールワールドツアー」です。
農大に在籍している200名程の留学生の中から、一部の学生たちが定期的にアフタースクールに来室し、子どもたちとの交流の機会をつくる本プロジェクト。多文化を体感していくことで、子どもたちにとっても留学生にとっても、新たな刺激や学びが得られたらという想いで企画をスタートさせました。

記念すべき1回目は、ブラジル人留学生の3名が手を挙げてくれて、当日は学生2名が参加してくれました。

今回のタイトルは、アフタースクールワールドツアー『OlaáBrazil!(こんにちは、ブラジル!)』

ブラジルのことを子どもたちに届けようと、ブラジルの風土、文化、アート、スポーツ、植物、動物、地理、食べ物、日本との距離や共通点も含めて、なんと60ページに及ぶ資料を作ってきてくれました。

子どもたちは、メモを取ったり、質問も多くてとても積極的でした!

クイズでは、かなりの早押しで回答している子も。

ブラジルは、国土も大きくて自然も豊かなので、どの写真も美しい!

芸術も色鮮やか!

ちなみに、ブラジルのじゃんけんは、「Jo Kem Po」と日本とほぼ同じ発音。日本との関係性も深い国なので、そのようなお話もしてくれました。

楽しい時間はあっという間。いつものアフタースクールとは一味違った雰囲気で、いい交流もできました。アフタースクールのスタッフも興味津々で覗きにきたりと、大人も子どももちょっとだけワールドツアーに出掛けた気分となれたのではないでしょうか。
このプログラムを通して知ったことやこの場での人との出会いが、少しでも子どもたちの今後に繋がってくれると嬉しいです。

農大稲花アフタースクールのスタッフには、ベトナム人の農大留学生2名も在籍しています。
子どもたちにとっては、グローバルな環境や観点は当たり前になってきている現代。このような交流や多文化に触れる機会が決して特別なことではなく、アフタースクールの日常にしていきたいと感じたプログラムでした。次回も楽しみです♪

文・農大稲花アフタースクール/矢野

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