【初の試み】子どもたちの”好き!やりたい!”を応援する放課後を目指して~放課後STEAMプロジェクト始動編~
私たちは、子どもたちが「好き!」「やりたい!」に没頭・探究できる放課後の場づくり・場を「放課後STEAM」と名付け、日々試行錯誤しながらも実践を重ねています。
今春、このような「放課後STEAM」に興味がある・取り組みたいと思っている全国各地の放課後スタッフの皆様を募集し、サポートしたり共に学びあったりする活動、子どもの「やりたい!」がとことんできる放課後をつくろう!放課後STEAMプロジェクトがスタートしました。
※STEAM(スティーム):Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の5つを横断的に使って問いを探究すること。
子どもたちに人気、でも取り組むには道具や知識が必要…。このような、はじめの一歩がなかなか踏み出しにくいものの中から、手芸・プログラミング・動画制作の3つのテーマを設定し、全国の9つの放課後事業団体の場づくりを応援。子どもが主体的に過ごす放課後が全国に展開していくことを目指します。
★本プロジェクトについてはこちら
https://npoafterschool.org/archives/news/2022/03/35810/
今回一緒にチャレンジしている9施設の仲間をご紹介!
🧵手芸部🧵
・東松戸放課後児童クラブ(千葉県松戸市)
🤖プログラミング部🤖
・さつきが丘西小アフタースクール(千葉県千葉市)
・神の倉トワイライトスクール(愛知県名古屋市)
・北川小放課後子ども教室・放課後活動(高知県北川村)
🎬動画制作部🎬
・蓬来小トワイライトスクール(愛知県名古屋市)
・玉滝放課後子ども教室(三重県伊賀市)
・愛垂児童館(兵庫県神戸市)
・アフタースクール湊(兵庫県南あわじ市)
・ゆめ学童クラブ(沖縄県うるま市)
「子どもたちの興味・関心を引き出したい、可能性を広げたい!」「好きを探究したり、夢を体験できる時間を放課後に!」という熱い想いをもった皆さんです✨
そして、これまで実践を重ねてきた放課後NPOの7つのアフタースクール拠点のスタッフたちが各施設のバディとして、きっかけづくりや環境づくり、スタッフの子どもへの寄り添い方などを情報交換会を通じてサポートしています。
■STEAM環境
この放課後STEAMの活動をスタートするには、まず材料や道具、機材を揃えるといった環境づくりが必要です。しかし「設定が難しそう」「機材を揃えるのが厳しい」といったお悩みを聞いていたため、すぐに始められるようにそれぞれにテーマにあったスターターセットをお届け!
箱いっぱいに材料やiPad、書籍などを入れて発送しました。
iPadを使ってさっそく撮影してくれています♪
しかし、機材があるだけではSTEAM環境にはなりません!機材を活用しながら、子どもたちが没頭できる場をいかに作っていくか?という「環境づくり」は大人の工夫によって、より広がりをもたせることができます。
でも、どんな仕掛けや企画があると子どもたちに楽しんでもらえるの?そんなお悩みは、情報共有の場でサポートしています。
■月1開催!スタッフ同士の情報共有の場
放課後NPOスタッフ(=バディ)から、活動を進める上での工夫や試行錯誤の実践例、参加拠点の皆さんからはお悩みやエピソードを共有していただくなど情報交換を重ねています。
対象年齢が5歳からとなっているプログラミング教材「スクラッチジュニア」ですが、あなどるなかれ!バディスタッフからその奥深さをご紹介!
活動の企画内容や様子をパワーポイントやワードで共有いただく場面も✨
■キックオフ会や情報交換会での声
・子どもと一緒に機材の使い方を学び、良き伴走者となって、自身も楽しんで作り上げられたらと思いました。(アフタースクール湊の方)
・同じテーマで頑張る仲間がたくさんいることが分かり、心強く感じました。(神戸市愛垂児童館の方)
・各拠点でアイディアがたくさんあると思います。実践をみんなでシェアして、一緒に学んでいきたいです。(バディスタッフ)
・皆さんからリアルな課題を聞いて共感できることが多かったです!学びになりました!(バディスタッフ)
子どもたちのために奮闘する仲間だからこそ、共感したり刺激し合ったり…。お互いに拠点に持ち帰ったものが子どもたちのさらなる活動につながっています!
そして夏休み中もそれぞれの場で子どもたちと一緒に活動を続けてきた皆さん。秋の実践共有の場が楽しみです✨
ぬいぬい♪あみあみ♪
子ども会議中・・・
スタッフお手製の「使い方ガイド」を見ながらチャレンジ!
放課後STEAMのエピソードは今後も発信予定!ぜひご注目ください!
★放課後STEAM特設サイトはこちら
https://npoafterschool.org/houkago-steam/
文・事業開発チーム/野田
本プロジェクトは、バークレイズ証券株式会社様の助成により実施しております。