【星美アフタースクール】心が自由で居られる居場所
こんにちは。星美アフタースクールの吉田です。
ブログでアフタースクールの様子をお伝えする際、大きなイベントやプログラムの様子をお伝えすることが多いのですが、アフタースクールに通う子どもたちは、何気ない日常の中でも様々な姿を見せてくれます。今回は、4月からの3か月間にあった、なんでもない日だけれども大切な子どもたちの様子を、小話形式で紹介いたします。
Story1. アフターで会えるお友達
新年度は多くの出会いがある時期です。1年生がアフタースクールに仲間入りしたり、クラス替えをして新しいお友達ができたり…。
広場で仲良く遊んでいた1年生の女の子たちに「2人は前から仲良しなの?」と聞いたところ、「きょうはじめてあって、おともだちになったの!」と嬉しそうに教えてくれました。
先にお迎えが来た子は、一緒に遊ぶのが楽しくて、名残惜しそうにしていたのですが、もう1人の女の子から「またアフターであそぼう!」と提案があり、クラスが違う2人はまたここで遊ぶことを約束し帰っていきました。
「きょう6ねんせいの○○くん、くる?」などと、1年生の子が上級生のお兄さん・お姉さんと会えるのを楽しみにしている様子もよく見られます。
他クラスのお友達、異学年のお友達、そしてスタッフやプログラム講師など、学校とは違うコミュニティの中で多くの人との関わりを大切にしながら、日々過ごしてもらいたいと思います。
Story2. 頼りになる子どもスタッフたち
今年度は随伴下校(駅までスタッフと子ども達で下校する下校方法)で帰る子どもたちが増え、10人以上で一緒に帰ることも珍しくありません。
最近は、入室するとすぐ「今日の随伴下校の1年生は何人?」と4年生の子が確認してくれたり、並ぶ際にも「○○君が学年1番上だから、先頭が良いと思う」や「2チームで行った方が良いんじゃない?」などと、子どもたちもどうしたらみんなで安全に帰れるかを考えてくれています。
子どもたちがまるでスタッフのようで、とても頼もしいです!
Story3. ぬいぬい部の活動が好きで
ぬいぬい部とは、自由にお裁縫をする活動で、フェルトでマスコットを作ったり、ミシンを使って巾着袋を作ったりしています。
学校の授業では、5年生で行う内容なので低学年の子どもたちには少し難しいのですが、みんな真剣な表情で取り組んでいます。1年生で初めて裁縫をした子もとても上手に作ることが出来き、1人の男の子が「ぬいぬい部で着物を作ってみたい!」とお迎えの際に話してくれました。
また、ぬいぬい部の活動をいつも積極的に行っている4年生の男の子は、活動を発展させて、お家でクッションを作ったことを教えてくれました。
アフタースクールで過ごす中で、これからも好きなことや得意なことを見つけてもらいたいです。
星美アフタースクールでは、「心が自由で居られる居場所」をビジョンに掲げ、日々運営しています。これからも、子どもたち一人ひとりが互いの良さや違いを認め合いながら、自由にのびのびと自分らしく過ごせる居場所でありたいと思います。
文・星美アフタースクール/吉田