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【旅するお金を学ぼう】お金はどこからやってくる?おかし屋さんで楽しく学ぶ金融教育

企業協働

こんにちは。学生インターンの笹原です。

2月中旬から3月中旬、3拠点のアフタースクールで「旅するお金を学ぼう もしもおかし屋さんになったら」を実施しました。
三井住友カード様と一緒にお届けしたこのプログラムでは、子どもたちがおかし屋さんの運営を体験し、「お金の循環」について学んでいきます。

はじめに、お金の動きについて考えてみます。
お金はどこからやってきて、どこへ行くのでしょうか。
みんなのおこづかいで考えてみると、おうちの人が働いて手に入れたお金を、おもちゃを買ってお店に払ったり、貯金のために銀行に預けたりすることを確認しました。

さらに「売上」や「儲け」について学んだあと、一日店長になっておかし屋さんの運営をしていきます。

おかしを仕入れたら、どれくらい売りたいか、そのためにどんな風に売るのか、話し合いました。
「甘いものを集めたセットを作りたい」
「お客さんに喜んでもらいたいから安くしようよ」

「高くても安くても、儲けにはなりにくい」という社員先生のアドバイスも聞きながら、それぞれよく考えて、値段を決めたり、セットを作ったりしていました。

準備が終わり、いよいよおかし屋さん開店!
「いらっしゃいませー!」
「このセットがお得でおすすめです!」
子どもたちの呼び声にも気合が入っています。

「これください」
「20円です」
と、時々大人の手も借りながら、お金のやりとりもしっかりすることができました。
子どもたちが考えたセットも、売れているようです。

最後に、今回のおかし屋さんでの「儲け」を計算しました。
儲けの少なさに残念がる声もありましたが、一日の運営で儲けが出ただけでもすごいこと。
がんばった自分たちに拍手です!

実は、今回使ったお金には、グループごとに違う色がついていました。
お店に集まったお金を見てみると、いろんな色のお金があることがわかります。
「赤が多い!」
「あっちのグループがたくさん買いに来てくれたんだね」
「自分たちの色はどこに行ったのかな?」
お金がどこからやってきて、どこに行くのか、お金の動きを体感することができました。

お金の旅は、一日で終わるものではありません。
これから、儲けたお金をどう使うのかも重要です。
「お金は、使うことも貯めることも必要です。大切なのは、よく考えて使う、ということです」
社員先生からは、子どもたちのこれからの人生にも役立つメッセージをもらいました。

「お金がどのように旅をしているのかよくわかった」
「みんなでお店屋さんをやって楽しかった」
参加した子どもたちにも、楽しんでもらえたようです。

キャッシュレス化が進み、お金の動きが見えにくい時代になっていますが、
今回のプログラムが、お金の循環を理解する一歩になってくれれば幸いです。

参加してくれた子どもたち、三井住友カードのみなさま、ありがとうございました!

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実施場所 / 神奈川県藤沢市・東京都北区・東京都多摩市 アフタースクール
実施日時 / 2022年2月中旬から3月中旬
参加者数 / 小学生39名
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当団体との協働を検討していただける企業・団体様は特設ページもご覧ください。
「旅するお金を学ぼう もしもおかし屋さんになったら」のプログラムにご一緒いただける企業様も募集しています。

文:笹原 / 学生インターン

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