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【新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金_KOOV®プロジェクト】ワークショップ実施から1年後の今、子どもたちの主体的な場が広がるアフタースクールを紹介!

こんにちは!

今回は、アフタースクールでのKOOV®活用の「今」についてご紹介させて頂きます!

ソニーグループ株式会社が昨年設立した「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」からの支援の一環で、2020年夏、アフタースクールにロボット・プログラミング教材KOOV(クーブ)の寄贈と、KOOVを活用したオンラインでのプログラミング体験ワークショップを実施してから早1年。コロナ禍で体験機会が減る中、創造性と好奇心を育むきっかけを下さいました。

※KOOV®(クーブ)…ブロックで自由な「かたち」をつくり、「プログラミング」によってさまざまな「動き」を与えて遊ぶロボット・プログラミング学習キット https://www.koov.io/

その後、アフタースクール現場で子どもたちはKOOVをどのように活用しているのでしょうか??

今回、谷中アフタースクールの子どもたちにオンライン上で活動をシェアしてもらいましたので紹介させて頂きます!

オンラインでも、話をする相手が初めての人でも「こんにちは!」と元気に挨拶をしてくれる子どもたち。

小学3年生KOOVer(クーバー)の2人が早々に「活動を紹介します!」と、パワーポイントを使って説明をしてくれました。
この、KOOVerについては後ほど紹介しますね。

まず、アフタースクールで毎日、KOOVをどのような環境で使っているのか?をスライドを使って教えてくれました。

「ホワイトボードに名前を書いて予約して、使う順番を決めます。このコーナーで遊びたい人はKOOVerに頼んで名前を書いてもらっています。」

なるほど、予約制で順番を決めれば喧嘩にもならず制作することが出来そうですね!

このような環境下でKOOVに日々触れるうち、子どもたちは、決まったレシピの制作に終わらず、自分でプログラミングを考えて新しい作品作りにチャレンジすることが楽しみの一つになっていったようです。

そのような中で、ユニークなアイデアが子どもたちから出てきましたので2案紹介します。

1つは、KOOVer(クーバー)。

「2021年3月、谷中放課後子供教室で放課後カミングデーをやった時に、生まれた役割がKOOVer(クーバー)です」

ん?どんな役割なの??

「自由制作にチャレンジしたことがある、プログラムを組み立てたことがある、そして友達に教えたことがある、この3つをクリアしたらKOOVerになれます」

おぉぉ!自分たちでそんな認定制度考えたのか!どうしてそんな制度を考えたのでしょうか?

現場スタッフ「KOOVが得意な子どもたちがデジタルコーナーを盛り上げてくれているので、KOOVerという特別な役割をお願いすることで、KOOV初心者のサポートや子ども発の企画作りなどをお願いできないか?と考えました。スタッフよりも知識量、経験量が圧倒的に多い彼らなので、機器のトラブル解決なども全てお願いしちゃっています笑」

なるほど、子どもたちが初心者のサポートしたり企画をしたりするとは、主体的な場づくりが出来ていて素晴らしいですね!

そして2つ目がKOOV検定。

「いま、KOOV検定を考え中です。KOOVerになりたい子がたくさんいるのでKOOVerの中でレベルを作ります。」

どうやって考えたのかな?

「それぞれがWordで検定の案を書いて、KOOV子ども会議で検定内容を話し合って決めています。(KOOVerの卵)にも参加してもらって、あまりKOOVに詳しくない人の意見もきいて内容を決めていっています」

KOOV検定案を見たソニーグローバルエデュケーションの望月さんも、「結構難しい内容だね…!書いてある5級が1級でも良いくらい!」とコメントしてくれました。

なるほど、なかなかレベルの高い検定のようです。

教科書や教える人がいない中で、果たしてどうやって日々プログラミングをマスターしているのでしょうか?

「KOOVer同士で教え合っています。放課後来る曜日が一緒の時に、聞いたり教えたりしています。」

時には友だちと相談しあったり、一緒に挑戦することで、KOOVを中心とした子ども同士のコミュニケーションもたくさん生まれていること、みんなと一緒に取り組んだり、他の人の作品を知ることで、ひとりでは見つけることができなかった新たな発見があり、そのことが、KOOVがもっと楽しくなり、もっと続けたいと思う主体的な取り組みのきっかけとなっていることを教えてくれました。

そんなKOOVerたちは、夏のKOOV challenge(https://challenge.koov.io/hc/ja)に向けてアフタースクールに日々足を運び、作品作りに勤しんだようです。

子どもたちが放課後の自由な時間を活かして、創作に挑むことが出来ている、素晴らしい継続の形ですね。

最後に、放課後の現場で大切にしていることを聞いてみました。

現場スタッフ「開校当初から、子どもたちが自分で『えらぶ・きめる・つくる』ことを大切にしています。どんなに回り道をしても、子どもたちが自分で考え試行錯誤して創り上げたモノ・コトに価値があると思うからです。
これからもKOOVerとしていろいろな企画を実践する中で、周りの友達を巻き込んでいくにはどうすればよいのか試行錯誤しながら、谷中のデジタルコーナーを盛り上げていってほしいと思っています。」

子どもたち自身が、えらぶ・きめる・つくるをビジョンとして掲げているからこそ、子どもたちが主体的に取り組む場を実現できているのですね。

KOOVerの一人、mut-mut君もその他のお友だちも、昨年夏に初めてKOOVを触り、最初は「楽しいな」から始まり、今は「プログラマー」になりたいという夢を持ち、様々なデジタル機器を触りながら作品作りやプログラミングにチャレンジしているようです。

今後も子どもたちの主体的で創造的な場が育まれることを祈っています。

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実施日時 / 2021年8月18日

場所/東京都台東区立谷中アフタースクール

文 放課後NPOアフタースクール ソーシャルデザインチーム 後藤

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