【桐蔭学園アフタースクール】いいこといっぱい!長期休みアフタースクール!
みなさん、こんにちは!桐蔭学園幼稚園・小学校アフタースクールです。
今年度は社会状況が日々目まぐるしく変わり、それに伴って私たちや子どもたちを取り巻く環境も大きく変わりました。
桐蔭学園アフタースクールでもたくさんの変化がありましたが、今回は今年度最も大きくて良い変化の一つ、「長期休暇期間中のアフタースクールの開室」についてお伝えしていきます!
朝から夕方までたっぷり時間がある長期休暇。桐蔭学園では今年度初めて夏休みと冬休み期間の長期休暇に開室することができました。かねてから多くの保護者の方からご希望がありましたが、学園にも施設面等でご協力をいただき、幼稚園舎にて受入れをすることができました。
平日はなかなかやりたいことに没頭する時間を十分にとれないこともありますが、長期休暇のアフタースクールでは、時間を気にせずに自分が好きなことにのびのびと取り組むことができました。
特に、子どもたちはスタッフが企画したプログラム中(自由参加)に、普段のアフタースクールでは体験できない楽しみを感じていた様子でした!
例えば、「スライム作り」など作って遊べる工作の企画では、作ったスライムを夕方の帰りの時間まで2〜3時間も遊び続ける様子が見られました。
また、子どもたちからのリクエストで開催となった「スクイーズ作り」では、より本物の食べ物に近づけるため色の重ね方やつやの出し方を工夫して、それぞれがこだわりぬいた作品をつくりあげる姿もありました。
普段は別々の場所で過ごしている幼小の子どもたちですが、長期休暇は一緒の場所で過ごしました。
幼稚園児は、普段あまり関わりがないお兄さんお姉さんと一緒に過ごすことで、遊びの幅が広がったり、お友達とのコミュニケーションの取り方を自然に学んだりしていました。特に年長さんは、いつも年中さんと年少さんを引っ張る学年として頑張っていますが、年上の子たちと過ごすことで、いつもより肩の力がちょっぴり抜けて良いリフレッシュの時間になっている様子でした。
小学生は、小さい子たちとどうしたら安全に同じ空間で遊べるか考え、わかりやすい言葉を使って丁寧に話しかけたり、サポートしてあげたりと普段とは違った優しい一面が垣間見えました。ある3年生の男の子は、その面倒見の良さやにじみ出るやさしさから、たくさんの子たちに慕われ、彼の帰りの時間にはお見送りに何人もの幼稚園の子たちがついてくるほどでした。
幼小それぞれの子どもたちに、スタッフが関わり方や伝え方をアドバイスすることはもちろんありましたが、子どもたち同士が自然とお互いを受け入れて、一緒に遊んだり同じ空間を過ごしており、「なんて素敵なのだろう!」と、スタッフはとてもあたたかい気持ちになりました。
長期休みの開室で様々な体験ができ、子どもたちも喜んでくれていますが、喜んでくれているのは、子どもたちだけではありません!
保護者の方々からもうれしいお言葉を多数いただきました。
「このような状況の中、外に遊びに行くこともできず、少し元気もなくなっていました。ですが、アフタースクールに来ることでお友だちと会えて、元気が出たようです!とても感謝しています。」
「遠くから通っている為、近所で遊ぶお友だちも少ないのでアフタースクールでお友だちと遊べる機会をくださりとても助かります。」
今年は世の中の状況がいつもとは異なり、例年より大変なことも多くありましたが、保護者の方々からの嬉しいお言葉やご理解、ご協力があり、無事に長期休暇中のアフタースクールを終了することができました。
まだまだ長期休暇だからこそできることはたくさんあります。子どもたちの喜ぶ顔をさらに引き出せるよう、子どもたちの声に耳を傾け、実現していけるようスタッフ一同サポートし続けます!
文・桐蔭学園小学校・幼稚園アフタースクール/栗田、佐藤