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【ジョアニークラブ】温かい思いやりの連鎖

こんにちは、ジョアニークラブ(聖心女子学院初等科のアフタースクール)の丹羽です。

この半年間、感染が広まっている世の中で、これまで当たり前だった生活が制限され、子どもたちは無意識レベルにもストレスを感じており、どうにもできない状況に私自身やるせない気持ちでいっぱいでした。

そんな中で、ジョアニークラブは子どもたちにとって一番楽しい、思い切りはしゃげる憩いの場であったと思います。友達と一緒に、思い切り体を動かすことは、とても大きな喜びで、有り余っているエネルギーを使い果たす勢いで走り回って遊ぶ子どもたちの姿は、何だかたくましく、生きる力に溢れているなと感じてきました。


ジョアニークラブの子どもたちは皆、協調性があって、思いやり深く、学年の垣根を越えて遊びを楽しんでいます。私はいつも近くで見ていて、「全員で一緒に楽しみたい」という思いを一人一人が持っていると強く感じます。高学年のお姉さんが低学年の子に一生懸命遊びのルールを教えたり、低学年の子が皆でやりたい遊びを提案したりと、本気で楽しむために、皆が全力です。

ある日は、体育館で1年生から5年生までの6人が遊んでいました。体育館に着くと、何をして遊ぶかの話し合いが始まります。話をまとめるのは5年生のお姉さんです。皆の希望を聞き、全員が納得するところまで話し合います。

リレーをすることに決まり、2グループに分かれました。
「同じ学年の人同士でグーとパーね」
グループに差ができないようにするための子どもたちの工夫です。

グループに分かれると、各グループの最年長がリーダーとなり、作戦を練っていきます。
走順を決め、バトンパスの練習です。
「この線を超えたら、次の人走り出して!そのほうが、速く渡せるから!」
「ここの線までの間に渡すんだよ!」
絶対に勝つための熱血指導です。お姉さんの真剣な姿に、低学年の子たちにも気合が入ります。

綿密な作戦会議と練習を経て、いざ勝負です。
「位置について、よーいスタート!!」

「ガンバレーーー!!」
「○○ちゃん腕振ってーー!」
全力の応援。勝ちにこだわる子どもたち。

最後の第3走者がゴールし、勝敗が決まると、勝ったグループは喜びながらも、負けたグループへの少しの申し訳なさを顔に浮かべながら、
「もう一回やろ!」
「メンバー替えしよ!」
と声をかけ、第2回戦が始まります。

子どもたちは遊びを通して、相手の気持ちを汲み、状況を理解して友達にどのような言葉をかけるのが良いか、学年の異なるグループで自分はどんな位置にいてどう行動するのが良いかなど、様々なことを感じ、頭を働かせ、学んでいます。

縦の関係が上手く築けるというのは、放課後の時間に身につけることができる能力の一つだと思います。お姉さんにしてもらって嬉しかったことを、今度は下の子にやってあげよう。そう思えるのは、温かい思いやりが連鎖している証拠です。


ジョアニークラブで過ごす時間は、子どもたちを着実に成長させていると思います。一職員として、これからも子どもたちの学びを支えていきます。

文・ジョアニークラブ/丹羽美森

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