【ジョアニークラブ】身近に自然とともに育つ子どもたち
こんにちは。聖心女子学院ジョアニークラブの菅原です。
今年も年末に近づき、日に日に寒さが増してきました。
子どもたちを迎える時も、「今日も寒いね」という言葉を多く発する機会が増えましたが、聖心の子どもたちはいつもきまって「寒くないよ!」と言っています。
その言葉通り、冷たい風が吹く中でも、毎日元気に遊ぶ姿が見られます。
先日、学習を終えた1・2年生たちと一緒に、校内散歩に出かけました。
聖心女子学院は自然が豊かで広大なため、30分程度のお散歩ではすべてを回りきることはできませんでした。
しかし短い時間の中でも、子どもたちはたくさんの自然を見つけることができました。
学校の象徴の1つであるルルドのマリアの前には、きれいな色の石やもみじが落ちていました。
プールと体育館の前にある小道では、大きな柿の実が落ちていました。
スタッフの一人が、落ちていた柿を食べたことがあるという話をすると、子どもたちは「えーーー!?」ととても驚いていました。
大きな池の中に、フワフワした種を持つ葉っぱが植わっていました。
「私もそれ欲しい!」
「とってあげるね」
こんな会話が聞こえてきました。
最後は、修道院の横にある日本庭園に行きました。
子どもたちは普段の学校生活でこの日本庭園には入らないため、とても目を輝かせて入っていきました。
普段はジョアニークラブの室内か体育館での遊びが中心となっているため、校内を自由に歩くことでいつもとは違った子どもたちの表情を見ることができました。
この何気ない日常の一部も、いつか聖心で過ごした思い出の一部になるのだと思うと、胸がいっぱいになりました。
これからも、子どもの一つひとつの言葉や表情を楽しみながら、一緒に時間を過ごしていきたいと思います。
文:ジョアニークラブ/菅原