【コミュニティ】My Central Park Project 第10回「スマートフォンで撮る親子写真講座」
千葉・流山市にあるマンション住民の方を対象とした交流イベント「My Central Park Project」。2019年11月16日(土)、10回目となるイベント「スマートフォンで撮る親子写真講座」を実施しました。
今回は流山に自宅兼プライベートスタジオ「Private Photo Studio M」を構え、家族や子ども写真、マタニティ写真の撮影を中心に活動しているフォトグラファーの大塚まゆみさんを講師に迎えてお子さんを撮影するポイントについて学び、写真撮影を行いました。大塚さんは子どもの魅力を引き出すプロです。
今回のプログラムはご両親そろってのご参加が多く、お子さんや親子を上手に撮るカメラテクニックへの興味が高いことを実感しました。さあ、どんなテクニックが学べるのでしょうか。
まずは自己紹介をし、アイスブレイクとして「おすすめ写真スポット」をお互いに紹介しました。近所の運動公園、季節ごとの草花が咲き誇る土手、インテリアがおしゃれなカフェ、親族が働くベーカリーなど、多彩なスポットが出ました。
中には、「同じブランコにのって定期的に撮影すると、最初は1人でのれなかったのに、次はのれるようになり、次はこげるようになりと、成長が記録できて楽しい」というコメントも。みんな感心して「真似したい」との声がたくさんあがりました。
そして、プログラムがスタート。
子どもの写真を撮るときに失敗しやすいポイントとして、「ブレ」、「光」、「角度」の3つのコツを先生から教わりました。
元気に動く子どもはどうしてもブレやすい。そんな多くの方が抱えるお悩みに対して「壁にもたれる」、「腕を体につけて固定する」など、すぐにできるブレ防止の方法を教えていただきました。みんな「そんなテクニックでできるなんて!」と目を丸くしていました。
特にみなさんが一際関心していたのは、光のお話。逆光でどうしても暗くなってしまうときに、画面を明るくする携帯の操作方法を教えてもらうと、「知らなかった!」「すごく使える!」と大好評。また、サイドから入る光はとてもきれいに映るので、それを生かした角度で撮るのもおすすめということでした。
ポイントをたくさん学んだら、さっそく実践です!みなさん、思い思いの場所でお子さんの写真を撮影しました。この日はお天気に恵まれ、屋外はもちろん、屋内にもきれいな光がさんさんと入ります。習ったことを生かす絶好のチャンス!
「〇〇ちゃん!」と名前を呼んで、パッと振り向いた表情を撮ったり、滑り台で滑ってくるところを、地面に近い角度から撮って迫力を出したり、光の入り方を工夫したり…みなさん、いつもと違う写真が撮れて大満足の様子。
子どもの写真をたくさん撮ったあとは、家族写真の撮影にチャレンジ。2家族でペアになり、スマートフォンを交換して、お互いに写真を撮りあいます。
「どこで撮ります?」「どんなポーズがいいですかね」「この場所いいですね」など、話が弾んでどこも楽しそう。こういったことが起こるのがまさにコミュニティイベントの醍醐味です。みなさんの仲が急速に近づいているのを感じました。
アップにしたり、引きにしたり、ときには目線を外したカットを撮ったり。バリエーション豊かな写真がたくさん撮れました。先生もこまめに声をかけてくださり、「この写真、光の入り方がとてもいいですね!」「子どもの表情がやわらかくて魅力的!」など、たくさんほめてくださいました。
最後は、それぞれの家族ごとに、今日のベストショットを発表。中には「すごくよく撮れたので、年賀状に使います!」と言ってくださるご家族も。
「あまりいい写真が撮れなくて…」というご家族には、先生が写真を見て「このカットは躍動感があっていいと思いますよ」「この豊かな表情はなかなか撮れないですね」と、いいカットをたくさん見つけてくださいました。
最後に、感想を聞いてみると、「習ったポイントはよくわかったけど、実践するのは難しい」という声も上がりました。それを聞いた先生からは、「写真は回数をこなせばそれだけうまくなります。どんどん撮って次に生かしてくださいね」と力強いアドバイスをいただきました。
帰りには先生がそれぞれの家族を撮った記念写真をプレゼント。プロの撮影した写真、しかも普段なかなか見ない大きいサイズに、「リビングに飾ります!」「すごくいい写真!」とみなさんとても喜んでくださいました。
ちょっとしたコツでいつもの場所で撮る写真も、ぐっと魅力的になることがわかった今回の講座。今日教わったテクニックを使って、これからまだまだ成長し続けるお子さんのステキな写真をどんどん撮ってほしいですね。
ご参加いただいたみなさま、大塚先生、ありがとうございました!