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【イベント成功!!】 『SDGs』を子どもから学ぼう@マルイ錦糸町店 すみだ産業会館

先週金曜日の11月15日、 湘南学園アフタースクールの子どもたちが“『SDGs』を子どもから学ぼう”というイベントに登壇しました!!

イベントの参加者は…なんと、マルイ錦糸町店で働く大人や、他のマルイの店舗で働く方々。そして、マルイ錦糸町店がある、墨田区に住んでいる方々。

平日の昼間というお忙しい時間帯にも関わらず、すみだ産業会館に40名もの大人が集まってくれ…子どもたちの普段の活動や、「こんな世界にしたい!」という思いに耳を傾けてくださいました!

平日の昼間お忙しい時間に、たくさんの大人の方に集まって頂き感謝しております。

今回なぜこのイベントの開催に至ったかというと…弊団体の職員とマルイの社員の方がたまたまSDGs関連のイベントで出会ったから!!

子どもたちが、SDGs達成に向けて日々活動をしているということを知った社員の方が、「ぜひ、子どもたちの話を多くの大人に聞いてもらえる場を作りたい!!」と言って下さったのです。

今回登壇した湘南学園アフタースクールの子どもたちは、SDGsについての学びを普段から深めていて、フェアトレードバナナでおやつを作ったり、中学生と一緒に貿易ゲームをしたり、CMのような動画を作成しYou Tubeで公開したり、鎌倉アースデイ等に出展して取り組みの紹介をしたりと幅広く活動しています。

印象的だったのは、「自分には関係ない…とか、やりたくない…つまらない、面倒くさいとかではなくて、楽しみながらたくさんの人と行動することが大切。1人でできることは限られているけど、2人・3人・4人と行動する人が増えれば増えるだけ、可能性や方向性も広がるのではないか…⁈」と6年生の女の子が語っていたこと。また、「地球やみんなのことが好きだから、みんなで取り組めたら嬉しいです。」と語っている子の言葉も印象的でした。

ついつい大人は、“SDGs”と聞くと、「難しそう…」とか、「1人でやっても…」とか、「何か意味あるのかな…?」とか思ってしまいがちなような気がします。

でも今回の発表を聞いて、子どもたちが行っている“レジ袋を持って買い物に行く”、“タピオカを飲むときにプラスチックストローを使ったら、そのストローを工作に使ってみる”、“ペットボトルは買わずに水筒を使う”など、その小さな行動1つ1つがSDGs達成に繋がり、簡単なことからできるということを大人は身に染みて感じたことと思います。

これからは、“使わなくなったり、着れなくなった洋服をカンボジアに送る”という新たな取り組みにも挑戦するようです。

アフタースクール内で“SDGs”という言葉がとても浸透しるということが分かるエピソードも。
1年生の女の子が、「女の子でも男の子でも仲良くする」と話しているんだとか…。
5番の【ジェンダー平等を実現しよう】ですね。小学1年生でも、SDGsを意識した発言がある…ということに驚きです。

2年生の女の子が、お絵描きでどんどん新しい紙を使っている子に対して、「つくる責任 つかう責任!!」と声をかける…なんてことも起こっているそうです。こちらは、12番ですね。私たちも裏紙を使用する、印刷ミスをしないように細心の注意を払うなど、普段からできることはありますよね。印刷機の近くに、「つくる責任、つかう責任」とロゴを貼っておいてもいいかも…と思わされました。

今回登壇した子どもたちは、「やっていない大人は恥ずかしい!」とか「やらなきゃダメですよ!!」といった目線ではなく、「まずは知ることから。そして、周りの人を巻き込みながらやるととても楽しい活動になるよ。だから、みなさん一緒にやってみましょうよ。」と話してくれました。

純粋な心をもった子どもたちから気づかされること、学ぶことというのはたくさんあるな…と思った時間でした。

SDGsへの取り組みに対して、最初のキッカケづくりは大人がしています。SDGs関連のお仕事をしている大人を招いたり、話を聞く場をつくったり、みんなでゲームをして世界の仕組みを知ったり。

キッカケを得た子どもたちは、「意外と簡単なところからできるのかも…」と思い、どんどんのめり込んでいき、自分たちの言葉でSDGsを語れるようになる…放課後の自由な時間だからこそ、探求したり仲間を増やしたり、課外活動に積極的に参加することができたりするんだな…と思いました。

参加した大人からは、
「みなさんが、楽しんで行動していることがよく伝わり、心動かされました。」
「水筒を持って行くことも、SDGsなんだと思いました。明日から水筒を持って行こうと思います。」
「コツコツと取り組んでいく…ということが大切だと学びました。」
「みんなが楽しんで活動をしていた姿が印象的で、とてもイキイキしていました。」

など、たくさんの嬉しい言葉をいただきました。

普段子どもたちは様々な観点から“SDGs達成”に向けて動いています。そして、これからも色々な活動をしていきます

今回、自分たちの取り組んでいることをたくさんの大人に聞いてもらえたことは彼らの自信にも繋がったと思います。

素敵な場を設定してくださったマルイ錦糸町店の皆さま、ご参加くださった皆さま ありがとうございました。

今後も遠くから子どもたちの応援をしていただきつつ、一緒にSDGs達成に向けて行動できる仲間になれたら幸いです。

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