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【新・才能の芽:国際】「知識」と「体験」の融合で世界のことをもっと知りたくなる!!!

行政協働

2019年10月27日(日)、東京都世田谷区にて、新・才能の芽を育てる体験学習「国際理解講座」が開催されました。

43名の小学校1年生から3年生までの子どもたちが参加。子どもたちは世界の6ヵ国(クロアチア、マレーシア、バングラデシュ、オランダ、オーストラリア、イラン)からやってきた講師の方々のお話を聞いて異文化に触れ、最後には新しく知った事柄を発表しました。

新・才能の芽を育てる体験学習は、子どもたちに通常の授業にはない体験・体感ができる活動を通して、子どもの興味・関心を広げ、将来の夢や希望をもち、たくましく生き抜く力を育てていくことを目的に実施されている講座です。

この日の講座は、それぞれの国のことを知るパートⅠと一つの国の学習を深め、発表するパートⅡの2部構成で実施されました。

パートⅠでは各国の「観光名所」や「通貨」、「生き物」、「学校」などについて講師の方のプレゼンテーションを聞きます。国によってその内容は様々。子どもたちは新しく知ったことを熱心にワークブックに書き込んでいました。

パートⅡでは、それぞれの講師の方と協力しながら発表を作り上げていきます。子どもたちはダンスやその国の遊びを披露したり、物語をつくったりして、他のグループの子どもたち、保護者の方々にそれぞれの国で詳しく知ったことを教えてくれました。講師の方のお話をさっそく吸収していた子どもたちの姿に感動です!


パートⅠの活動中、オーストラリアの観光地「ウルル」について講師の先生が話をしているときに「ニュースでみたから知ってるよ」という子がいました。講師の先生の丁寧な説明が続きます。オーストラリアの歴史や民族、それらが実際の人々にどのように捉えられているのか、その国に生活していないと気づけない「体験」を交えて話をしてくださいました。

すると、その子は「ただの岩ではないの?」「どういうこと?」と先生の話にどんどん引き込まれていきます。「ただの岩」ではない背景について、自分が知っていることが実はほんの一部分で、自分の知らないことがまだまだあるということを肌で感じたようです。「もっと色んな国やいろんなことを知りたい」と言っていました。

活動の最後の振り返りでは、子どもたちから「実際に行ってみたくなった!」「他の国のことについても知りたい!」という声がたくさんあがり、外国への関心がとても高まったのを感じました。

それぞれの国に違いがあること、自分の知識以上に、世界にはまだまだ知らないことがたくさんあることを感じた講座になったようです。今日の学びが、今後より深い学びに至る「芽」になってくれたらとても嬉しく思います。

参加してくれた子どもたちや保護者のみなさん、講師のみなさん、世田谷区のみなさん、ありがとうございました。

文:企業チーム/遠藤

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