【コミュニティ】茗荷谷ふみのまちLABO第2回「親子でつくる、サンドペインティング」
2019年10月14日、伊藤忠都市開発様との協働事業「ふみのまちラボ第2回」を実施しました。会場は文京区茗荷谷にある人気アートスクール「ArtLoft文京校」。来年から茗荷谷に住むご予定の親子5組を対象に開催したコミュニティイベント「親子でつくる、サンドペインティング」の模様をお伝えします。
教室に入ると壁に飾られた絵や棚に飾ってある作品に興味しんしんの子どもたち。今回、講師を務めてくださったのは「ArtLoft文京校」の洞田晃孝先生。教室で実際に子どもたちが描いた絵を先生が紹介してくれました。今日は「どんなポイントで描くとよいか」や道具の使い方などを教わります。
まずは、自己紹介タイムです!「茗荷谷のお気に入りの場所」をそれぞれ発表しました。パン屋さんや公園など身近ですぐ行けそうなおすすめの場所から、NHKの「いだてん」で取り上げられていた足袋発祥の地まで…!!いろんな場所が挙がりました。先生からも教室近くのタピオカ屋さんを教えてもらいました。
いよいよ、サンドアートを作ります。まずは、先生のお手本から。カーボン紙の使い方を教わります。
先生が用意してくださった図柄から、自分の好きな絵を選んでカーボン紙に写します。「猫がいい!」「ハロウィンっぽくかぼちゃにしようかな」などと言いながら選びました。年齢が上の子は構図も考えて、図柄を斜めにするなど工夫していました。
下絵が描けたら、砂を置きたいところにボンドを塗って、砂をふりかけます。ポイントは、砂をかけたら手で押して、ボンドにしっかり付くようぎゅぎゅっと押さえてあげること。恐る恐るボンドを塗って砂をかけた子どもたちですが、板を立てて砂を払うと、「わー!!」と目を輝かせていました。
見事に下絵通りに砂がついています!ボンドを塗り残したところは足したり、塗りつぶしてしまったところは爪楊枝で落としたりと失敗しても大丈夫!細かいところは保護者の方が手伝い、小さなお子さんも自分でボンドを塗ったり砂をかけたり楽しんでいました。
「上手にできたね」と声をかけるとみんなニコニコ笑顔で嬉しそう。周りに自分で描いた小さな絵も砂を付けてどんどん仕上げていました。
最後に、パステルで着色して仕上げます。パステルを削った粉をふりかけると砂も色づいてカラフルで素敵な絵に。「○色がいい!」「ここは△色にしようかな」とどんどんアイデアが出ていました。色合いにこだわる子もいて、「赤茶色のパステルはありますか?」と先生にたずねる子も。みんな思い思いに作品づくりを進めていきました。
「2つ目も作る?」とたずねると、全員から「作りたい!」との返答が。2つ目はみんな慣れた様子で、サクサクと作り上げていました。1つ目とはまた違った図柄を選んだり、先生が使っていた技法を真似して使ったりと工夫も見られました。みんな、サンドペインティングにすっかり夢中の様子でした。
最後にみんなの作品を見た先生からお話をいただきました。
「同じ図柄を使っていても、1つとして同じ作品はできません。それぞれの個性が出ていて、どれも素敵な作品になったね!」
出来上がった作品を壁にずらっと並べてみると壮観です。額に入れるとより一層輝いて見えますね!できあがった2つの作品をみんな満面の笑みで持ち帰っていました!ぜひおうちで飾って楽しんでほしいです。
ご参加してくださった親子の皆様、「ArtLoft文京校」の洞田様、伊藤忠都市開発の皆様、本当にありがとうございました。